摂り過ぎると内蔵脂肪に!? 目指す身体になるために食品中の「果糖」に注目してみよう

食事や運動に気をつけていてもなかなか目標とする身体になれないという方、健康診断結果で高めのBMIが気になっている方など、身体についての悩みを持つ方は多いと思います。もしかしたら、その要因のひとつは「果糖」かもしれません。

第一三共ヘルスケアダイレクトから今年7月に発売されたばかりの「リゲインスリムマネージ」が、普段の食事で何気なく摂っている果糖と脂肪の関係に着目したサプリメントとして注目を集めています。「果糖(フルクトース)」の吸収を抑制することでおなかの脂肪を減らし、体重減少をサポートすることで高めのBMIの改善に役立つそうなのです。

そこで、今回は「果糖」に注目しながら、話題の「リゲインスリムマネージ」についても探ってみました。

果糖とは?

果糖は果物等に含まれる単糖です。砂糖の主成分であるショ糖(スクロース)はブドウ糖と果糖から構成されています。工業的につくられる果糖を含む甘味料は、さまざまな飲料、加工食品等に使用されています。

加工食品・加工調味料には果糖が多く用いられており、市販の弁当のタレやソース類、甘味料入りのフルーツジュース、ドレッシングやめんつゆなどにも使われています。

「果糖」について管理栄養士の見解は?

管理栄養士の浅見寿子さんによると、果糖の過剰摂取にはリスクがあるといいます。

摂り過ぎると内蔵脂肪に!? 目指す身体になるために食品中の「果糖」に注目してみよう 管理栄養士の浅見寿子さん.jpg

管理栄養士の浅見寿子さん

「ブドウ糖は脳や筋肉、肝臓、脂肪組織など全身でエネルギーとして使われるのに対し、果糖はブドウ糖に変換されエネルギー源に利用されることもありますが、肝臓で脂肪にも変換されます。果糖を過剰に摂取した場合は、内臓脂肪が蓄積し肥満になりやすいとされています。内臓脂肪の蓄積は生活習慣病のリスクも高めるので、注意が必要です」

「体内のタンパク質と糖(単糖)が結合する反応を糖化といい、糖化が進行すると最終的に【AGE(終末糖化産物)】が生成されます。AGEsは細胞に炎症を引き起こし、病気や老化の原因にもなります。糖の種類で糖化反応に違いがあり、果糖はブドウ糖より体内で糖化が進みやすいのです」

また、浅見寿子さんから、食生活でのアドバイスもいただきました。

「米、小麦、とうもろこし、いも類などに含まれるデンプンは、果糖やブドウ糖より比較的消化吸収が穏やかな糖質です。身体のエネルギー源はデンプンをメインにして摂ると良いでしょう。

反対に、デンプンを含む主食を過度に制限する糖質制限食はエネルギー不足になったり脂質過剰になったり、内臓脂肪を増やすことがあるので注意してください。そして、筋肉や身体の組織を作るタンパク質、食物繊維が多く健康維持に欠かすことのできない野菜やきのこ、海藻類などのおかずを一緒に摂ることが大切です。

果物にも果糖が含まれていますが、果物はビタミン、ミネラル、食物繊維も多く含む食品です。日本人の場合、1200300gの摂取をすすめています(糖尿病などの食事療法中の方はこの限りではありません)

果糖と脂肪の関係に着目して開発された「スリムマネージ」

第一三共ヘルスケアダイレクトによると、ユーカリの葉に含まれるポリフェノールの一種「エノテインB」には腹部の内臓脂肪を減少させ、体重の減少をサポートすることで高めのBMIの改善に役立つ機能があることが、論文報告されたそう。「エノテインB」は、消化管の果糖ゲート(果糖吸収のための受容体)をブロックし、内臓脂肪になりやすい果糖の吸収を阻害するのだとか。さらに、腸管における果糖の吸収が抑制され、おなかの内臓脂肪量が低下することで体重減少をサポートするのだそうです。

第一三共ヘルスケアダイレクトの「スリムマネージ」は、脂肪蓄積の原因となる果糖の吸収を抑え、高めのBMI()の改善に役立つ「エノテインB」を含有するサプリメントとして注目されています。

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第一三共ヘルスケアダイレクト「リゲインスリムマネージ」

開発担当者にも話を聞いた

第一三共ヘルスケアで「リゲインスリムマネージ」の開発を担当した、箕輪さんにも話をお聞きしました。

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第一三共ヘルスケア開発担当の箕輪さん

「私たちの身体は"毎日の食べたもの"でできています。何気なく買っているお手元の食品が何で出来ているのか...『原材料欄』をじっくりと見てみましょう。

"食事には気をつかっているのに...""甘いものなんてほとんど食べないのに...""運動も心がけているんだけど..."。おなか周りの脂肪が気になる方は、食品中の果糖を気にしてみませんか?果糖は、加工食品や加工調味料、清涼飲料水等にも含まれており、気づかないうちに摂りすぎていることも。

食品リテラシーを高め、ちょっとだけ意識してみると健康習慣に繋がりますよ」

素敵な身体でいつまでも元気でいたいですよね!健康的に身体マネジメントをはじめるなら、自分の悩みに合うアイテムやサプリメントを活用してみるのもよいかもしれませんね。

 

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