コットン、なぜここに? ストレスフリーな洗面台の配置術/快適に変える収納レッスン

おうち時間が増えた今こそ、収納を味方にして暮らしをもっと心地いいものに! 「常に今の快適を考え、収納を更新することが大事」というのは、人気整理収納コンサルタント・本多さおりさん。5軒の家庭で行ったコンサルティングの様子を対話形式でまとめた著書『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(宝島社)から、3LDKで3人暮らしをする家庭でのアドバイスの一部をご紹介します。

【前回】66平米マンションで3人暮らし、モノが多くてどうすれば・・・/快適に変える収納レッスン

コットン、なぜここに? ストレスフリーな洗面台の配置術/快適に変える収納レッスン 175-002-027.jpg「コットンはこれに入れる」「面倒でもこの場所で確定」─これらのことに理由があるかどうか考えてみましょう。「化粧水の隣にあると便利」は立派な理由であり、入れ物や場所は変えてもよいのです

◆相談者
高橋まりあさん
年齢:33歳
職業:パート
家族構成:夫、息子(3歳)
間取り:分譲マンション/3LDK(66平米)
「居心地よくしたいのに、家の中にストレスがいっぱいです」。3人暮らし、66平米のマンションに引っ越して1年強。とりあえずで入れたままの収納やモノが使いにくいとお悩みです。

コットン、なぜここに? ストレスフリーな洗面台の配置術/快適に変える収納レッスン 175-001-023.jpg


「ちょっと面倒」は見直しのサイン

 毎朝、洗面ボウルの下に置いたコットンを取るのが面倒で。

本多 化粧水はどこですか?

 上の鏡面収納なんです。

本多 一緒に使うモノは同じ場所にあったほうが使いやすいですね。コットンがここだと、扉を開けて、しゃがんで、あっ!? ぴっちりケースが並んでいるからつかみにくい......そして引き出そうとすると扉の蝶番に干渉しますね。これだとたしかに、使おうとするたびにストレスを感じそう。

 言われてみたら、コットンは上の化粧水と一緒に置くべきだ! なんでそうしていなかったんだろう。

本多 人に説明すると気づきやすいんですよね~。そして洗面台についている引き出しは、この洗面所のなかでは一番使いやすい収納です。サッと引き出せばモノが自分の方に来てくれて、奥の方のモノでもアクセスできる。今はソープ類などのストックを入れていますが、たまにしか取らないモノをここに置くのはもったいない。

 じゃあ私のタオルとかのほうがいいのか、毎日使うから。今そっちの縦長の収納の上の方に入っているから取りにくいんです。

本多 そうですね。そしてストックは、鏡面収納の広い場所に並べるといいと思います。ここは収納力がありますが、意外と"ここにしまわなければ"なモノは少ないんです。奥行きが浅いから一列に並べられて、開ければひと目でストックが把握できます。

 その発想はなかったです!

【次ページ:「本当にここがいいのかな?」という目をもつ】

 

本多さおり(ほんだ・さおり)
生活重視、ラク優先の整理収納コンサルタント。暮らしをラクに回す工夫に日々想いをめぐらせて、心地よい暮らしを探求している。夫、長男(5歳)、二男(3歳)の4人家族。2019年に中古マンションを購入し、家事がラクで家族みんなが暮らしやすい家を目指してフルリノベーションした。

shoei.jpg

『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』

(本多さおり/宝島社)

人気整理収納コンサルタント・本多さおりさんが、5軒のお宅をコンサルティングした実際のやりとりを収録。暮らしのお困りごとに対して、具体的なテクニックや考え方を対話形式で紹介しています。詰まっているのは、多くの人にとって参考になる「収納の知恵」。本多さん自身が最近取り入れた収納の工夫や、テクニックや段取りの背景にある哲学もつづられています。

※この記事は『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(本多さおり/宝島社)からの抜粋です。
PAGE TOP