テキトーに作る「残りものサンド」がけっこう楽しい♪人様には出さない「40代からのひとりランチ」

仕事にお金、住まいなど、これからの暮らし方に悩むことも多い40代。日々を楽しむために、「自分が大切にしたいことを暮らしに取り入れて、いらなくなったものをなくしている」と言う人気モデルでデザイナー、母でもある香菜子さん。今年で45歳を迎えた彼女が、40代からの暮らし方をまとめたフォトエッセイ『毎日、無理なく、機嫌よく。』(すばる舎)から、気持ちを軽くして日々を過ごせるヒントを連載形式でお届けします。

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残りものサンド

料理は好きなほうです。

家族と食べる夕飯は、いちおうがんばりますが、ひとりで食べるわたしだけのお昼ごはんは手抜きして、食パンにありあわせのなにかをトッピングした簡単&時短料理で済ませることが多いです。

昨日の夕飯でアジフライが1枚余った。

今朝の朝食で食パンが2枚余っている......。

そんな日の簡単、わたしだけのお昼ごはんは、アジフライトースト。

トースト2枚の間にアジフライをドーンと挟んで、以上!な男前サンドも好きですが、この状況で、よりおいしくベストな状態に持っていきたい欲がむくむくと沸き上がり、冷蔵庫を物色したのち、マヨネーズ、柚子胡椒で、ピリッとマヨ。

アジフライは魚焼きグリルで軽く炙り、ソースを表裏に浸す。

レタスを2枚ちぎって、あらかじめトーストしたパンにこれらをすべてのせたら、残りものアジフライトーストのできあがり。

アジフライの代わりに、コロッケ(多めソースでしっかり味つけが最高)も、おすすめです。

106-005-068-b.jpg残りものアジフライトースト。ソースをたっぷり染みこませるのが好みです。

またある日は、半熟目玉焼きのせオープンサンド。

このときのポイントは、多めのオリーブオイルで目玉焼きを作り、塩を少し多めに。

これをトーストした食パンの上にのせると、塩とオリーブオイルがパンに染み込んで、じゅわあ~っと口福(口の中が幸せ!)。

とろとろの黄身もたまりません。

お好みで、食べる直前に、ブラックペッパーをガリガリ多めに挽くのもおすすめです。

また別のある日のこと。

息子が部活でお弁当が必要だと言うので、おにぎりを。

ツナマヨ好きなので、ツナマヨはおにぎりの中身、登場頻度ナンバーワン。

しかし、いつも微妙な量が余ります......。

そんな日の自分用お昼ごはんには、またまたお楽しみサンドイッチ。

冷蔵庫にアボカドがあったので、ツナマヨにカレー粉をプラスして、アボカドツナマヨサンドカレー風味。

レタスも余っていたら、それもプラス。

106-005-068-a.jpgレタス+卵焼き+アボカド+ツナマヨカレー風味トースト。カレー味をプラスすると、味が単調にならずおいしい!

ワイン晩酌をした翌日だったら、おつまみで残ったカマンベールチーズを、手で適当にちぎって食パンの上に。

ドライイチヂクも同様に。

トースターでチーズが軽く溶けるまで焼いてから、はちみつひとかけ。

黒胡椒をガリガリ挽いて、食べる直前に胡桃もあることを思い出し、砕いてぱらり。

あ、これワインのお供だわ......!

106-005-069-a.jpgカマンベールチーズ+ドライイチジク+はちみつ+黒胡椒+胡桃トースト。コーヒーにも合うし、ワインにも合います。

夜中に突然、小豆を煮たくなります。

おしるこ、あんみつなど、ひととおり堪能してから、しかも堪能中にどんどん水分が飛んでいくので、最後はそれをあんこサンドに。

ちょっぴり罪悪感があるけれど、バターの厚切りを挟むのも忘れちゃいけない。

甘いもの+高カロリーなものっておいしい。

悔しいけど、おいしいです。

106-005-069-b.jpgあんバタートースト。食パンにこしあんを塗り、バターを5mm幅にカットしてのせる。焼かずにパクリ。バターの塩気と、あんの甘さがベストマッチ!

水分を飛ばす系と言えば、もうひとつ。

昨晩残ったカレーを煮詰めて水分を飛ばし、トーストした食パン(なるべく薄め)に具をのせて、半分に折って、中身が出ないように縁を指でぎゅ、ぎゅっとプレス。

すると、簡単カレーパンのできあがり。

お昼に残りものサンドを作りたいがために、夕飯を少し残す説もなきにしもあらず。

わざわざ材料を買ってきて、先に紹介したサンドメニューを作ることはなく、そして人様に出すこともない。

おかしな組み合わせだって、製作・試食・責任すべて自分だから、これでいいのだ。

自分が食べるからテキトーに。

もし不味くても、まあ、いいかと思えるので(笑)。

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香菜子(かなこ)
1975年、栃木県足利市生まれ。在学中にモデルを始め、1998年に出産を機に引退。2005年、第二子出産を機に雑貨ブランド「LOTA PRODUCT(ロタ プロダクト)」を設立。2008年にイラストレーターとして活動を開始し、モデル業も復帰。2018年には架空のホテル「VILHELMS」を作り、備品などイメージしたプロダクトの制作を開始。著書に『普段着BOOK』(主婦と生活社)、『香菜子さんのおとな服練習帖』(宝島社)などがある。

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『毎日、無理なく、機嫌よく。』

(香菜子/すばる舎)

23歳で第一子を出産し、モデル業を引退。30歳で第二子出産後、雑貨ブランドを設立し、33歳のころからはイラストレーターとして活動。さまざまなことにチャレンジしてきた著者が45歳を迎えた今、母親として、社会人として、日々感じるつらい思いを無理なく受け入れて、人生を機嫌よく楽しめる考え方をまとめたフォトエッセイ。人生の折り返し地点を迎えたあなたの肩の力を、そっと抜いてくれます。

※この記事は『毎日、無理なく、機嫌よく。』(香菜子/すばる舎)からの抜粋です。
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