各種のミネラルやβカロテン、ビタミンCなどを豊富に含む「梅」。レモンと並んでクエン酸の含有量が高く、疲労回復効果も絶大です。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに教えていただいた「村上式・梅しょうゆ」の作り方と、梅しょうゆの「ちょい足し活用法」をご紹介します。
村上式・梅しょうゆの作り方
梅の爽やかな風味にみりんのマイルドさが加わった梅しょうゆは、テーブル用として大活躍。
減塩にも役立ちます。
冷凍梅と電子レンジを使えば、漬け込み半日で梅のエキスがしょうゆに浸出します。
材料(450ml瓶1本分)
冷凍梅...100g
しょうゆ...200ml
みりん...50ml
作り方
① 瓶に梅を入れ、しょうゆとみりんも注ぐ。
② ふたはしないで電子レンジ600Wで30秒加熱する。
③浮き上がり防止にラップをじかにかぶせ、ふたをする。常温に12時間おいたらできあがり。
●冷蔵で1年間保存可能
「梅しょうゆ」ちょい足し活用
いつものしょうゆの代わりに梅しょうゆを使えば、クエン酸と梅の健康効果を得られます。
ところてんに
刺身やたたきのつけじょうゆに
すまし汁に
納豆に
卵焼きに加えても、大根おろしにたらしても
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)