3.シーツ類は水でダニを洗い流す
週に1回、シーツや枕・ふとんカバーを洗濯
ダニのフンや死がいは水で洗い流すことができるので、洗濯は効果的。敷きぶとんや掛けぶとんを天日干しする際などに、シーツや枕・ふとんカバーを外して洗います。1週間に1回が理想的です。
4.朝、ふとんをめくって湿気を逃がす
起きたらふとんに風を入れる
一晩でコップ1杯の汗をかくといわれています
朝起きてすぐに、押し入れにしまったり、ベッドカバーを掛けたりすると、湿気がこもったままに。起きたら掛けぶとんを半分めくって敷きぶとんやマットレスに風を当てましょう。今日は上半分、翌日に下半分というような工夫を。
【朝は空気の入れ替えを】
起きたらなるべく窓を開けましょう。ふとんの上げ下ろしで舞い上がるダニのフンや死がい、夜間の湿った空気を外に追い出すのに効果的。
5.シーズンオフはダニ対策をして収納
しまう前にふとんを丸洗い
シーズンが終わったふとんは、洗えるものは丸洗いして、ダニのフンや死がいを洗い流しておきます。大物も洗えるコインランドリーが便利。ふとんを洗えない場合は、「天日干しなどで乾燥→掃除機で吸い取る」という基本のお手入れをしてからしまいます。
密閉袋で湿気をシャットアウト
季節外のふとんは圧縮袋のようなジッパー付き密閉袋に入れてしまうと湿気を吸いにくくなるのでおすすめ。圧縮しなくてもOKです。湿度が高い日は、中の湿度も上がるので、天気のいいからっとした日に作業を。
ダニ対策をしてからしまうと、保管中のダニの増殖を抑制することに役立つと考えられます。
取材・文/米原晶子 イラスト/しまだなな