『龍のごとく運気が上昇する新しい時代の神社参拝』 (SHINGO/KADOKAWA)第8回【全13回】
占星術でいうところの「風の時代」が2021年から本格的に始まっています。
「風の時代は『本来の私』に還るために、神社を活用する時代です」と話すのは、うつ病を患い、そのリハビリのために訪れた場所で「龍神」を視たことをきっかけに、龍が「視える」ようになったというSHINGO氏。現在は龍を呼び、龍をつなぐドラゴン・マスターとして活動する氏の著書「龍のごとく運気が上昇する新しい時代の神社参拝」(KADOKAWA)より、神社のなかでも、とりわけエネルギーが高いとされる「龍のいる神社」13社を厳選してご紹介します。
※本記事はSHINGO著の書籍『龍のごとく運気が上昇する新しい時代の神社参拝』から一部抜粋・編集しました。
一度破れた恋が、元に戻って復縁する!「江島(えのしま)神社」
神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8号
ご祭神
奥津宮
多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
中津宮
市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
辺津宮
田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)
【こんな人にオススメ】
・破れた恋に再チャレンジしたい人
・元カレ、元カノと復縁したい人
・恋もお金も成就させたい人
湘南・江ノ島エリアを代表する人気観光地にもなっている「江島神社」。縁結びをはじめ、金運向上、芸道上達など様々なご利益があると言われ、連日多くの人で賑わっています。
「奥津宮(おくつみや)」「中津宮(なかつみや)」「辺津宮(へつみや)」の三社からなり、それぞれの社には、天照大神と須佐之男命の誓約(うけい)によって生まれた三姉妹の女神様が祀られています。
この三女神は仏教との習合によって「弁財天女」とされ、「江島弁財天」として信仰されるように。
安芸の宮島、近江の竹生(ちくぶ)島と並ぶ「日本三大弁財天」に数えられています。
「江島神社」に伝わる絵巻物には龍と弁財天との恋物語が描かれるなど、龍とは縁深い神社です。
弁財天と龍の恋愛伝説が残る縁結びの神社
江島神社に伝わる『江島縁起』によれば、いまから約1500年前、江ノ島近辺の鎌倉の地に
は、頭が五つある龍がいたそうです。
この龍は悪さをする龍で、長年、そこに住む村人たちを困らせていました。
そこにある時、空からそれはそれは美しい、光り輝く弁財天が降りてきました。この、弁財天が降り立った場所が「江ノ島」です。
その様子をコッソリ見ていた龍は、「なんて美しい天女なんだ!」と弁財天に一目惚れ。「天
女さん、結婚してください!」と出会って早々、いきなりプロポーズします。
しかし、弁財天は「アンタみたいな村人を困らすようなヤツと結婚できるかいな!」と完全拒否。
龍はアッサリ恋に破れるのです。
それでもあきらめきれなかった龍は我が身を振り返り、自らの行いを反省。改めることを誓います。
そして、再び弁財天の元を訪れ、求婚。
「もう悪いことはしません。心を入れ替えて村人を護ります。だから、結婚してください」
その誠実さに心を動かされた弁財天は、龍との結婚を決意。龍の一世一代の恋は実ったのです。
弁財天との結婚を機に、龍は約束通り、心を入れ替えます。
まるで別人(別龍)になったかのように人々を護り、村には平和が訪れるようになりました。
なんともロマンチックな恋物語。
江島神社が「縁結びの聖地」と言われるようになったのも、納得ですよね。
龍がお願い事を天高く飛ばしてくれる
いまも、縁結びのご利益を求めてお参りに来られる方で連日、賑わっている江島神社。
特に、「龍宮(わだつみのみや)」でお参りすると、龍がお願い事を天高く飛ばしてくれると言われています。
こちらには巨大な龍の像があり、その周りにはたくさんの龍がエネルギー体で飛んでいます。
まるで、龍たちが寄ってたかって、参拝者を幸せにしたい! と集まっているよう。
恋愛成就や復縁を願う方はぜひ、「江ノ島龍神伝説」にあやかって、「龍宮」の龍神様にお願いしてみましょう。
もちろん、恋愛以外のお願い事でもいいですよ。
ピンクのハートの「縁むすび絵馬」
江島神社と言えば、「絵馬」も人気。
一般的な絵馬は、シンプルな木の板であることが多いですが、こちらの「恋むすび・縁むすび絵馬」はピンク色。
真ん中には大きなハートマークが描かれていて、とてもかわいいです♪
別れてしまったあの人の名前を書いて復縁を願うもよし、気になる人の名前を書いて、成就を願うもよし。
これからの出会いに期待したい人は、自分の名前を書くだけでもいいそうです。