春は種まきの季節! 野菜と草花、「プランター」での育て方、収穫の仕方

春は、種まきの季節。初夏に収穫できる野菜、夏に咲く花などの種をまいて、その成長を楽しんでみませんか? 今回は園芸課のいでG(いでじー)さんに、「プランターで育てる春の種まき(野菜・草花)」について教えてもらいました。

【前回】春に種をまいてみましょう! 「プランターで育てる」初夏に収穫できる野菜と夏に咲く花

【春の種まき】野菜を育てる

ラディッシュ(赤丸はつか)

春は種まきの季節! 野菜と草花、「プランター」での育て方、収穫の仕方 2204_P052_01.jpg

二十日大根の名でも知られる通り、成長が早く、育てやすい野菜です。

種まき

桜の花が咲くころに種まきをします。15cm間隔のスジまきにし、順次、間引きして株間を4~5cmぐらいにします。

水やりと追肥

発芽するまでは土が乾かないようにしますが、発芽後は土が乾いたら水やりをし、収穫までに1回ぐらい水やりを兼ねて液肥を与えます。

収穫

種まき後、20~40日で収穫できます。赤いかぶが土から顔を出し、2~3cmぐらいになったら収穫できます。収穫をした場所には、育苗トレーで育てた苗を植えましょう。

春は種まきの季節! 野菜と草花、「プランター」での育て方、収穫の仕方 2204_P052_02_W500.jpg春は種まきの季節! 野菜と草花、「プランター」での育て方、収穫の仕方 2204_P052_03_W500.jpg

生食できるので、料理の彩りやサラダにして楽しめ、ピクルスにもできます。

モロヘイヤ

春は種まきの季節! 野菜と草花、「プランター」での育て方、収穫の仕方 2204_P052_04.jpg

※種には毒があるので、花を咲かせないようにします。

栄養的に優れた野菜です。β-カロテンをはじめ、食物繊維やカルシウム、ビタミンK 、葉酸も含まれます。夏のスタミナ食材にぴったりです。

種まき

北アフリカ原産のため、気温が20度以上になったら、バラまきします。本葉3~4枚になったら、20~30cmの株間をとって間引きます。

水やりと追肥

夏になると成長が早くなるので、毎朝水やりをします。

収穫

葉が茂ってきたら、順次枝を切って葉を料理に使います。草丈が30cmぐらいになったら、下葉3~4枚を残して上を切り、脇芽を伸ばし、株を広げます。秋まで収穫できます。

春は種まきの季節! 野菜と草花、「プランター」での育て方、収穫の仕方 2204_P052_05_W500.jpg春は種まきの季節! 野菜と草花、「プランター」での育て方、収穫の仕方 2204_P052_06_W500.jpg

葉を摘んで、さっとゆでて刻むとネバネバします。これを納豆に混ぜたり、みそ汁の具などに。

ガーデンレタスミックス

春は種まきの季節! 野菜と草花、「プランター」での育て方、収穫の仕方 2204_P052_07.jpg

※大株にする場合はスジまきに。

何種類かのレタスの種がミックスされています。ベビーレタスで収穫しても大株にしても楽しめます。

種まき

ベビーレタスで収穫する場合は、バラまきに。大株にする場合は、20cmの畝幅にスジまきし、本葉3~4枚になったら、水やりを兼ねて液肥を与え、株間30cmぐらいにします。

水やりと追肥

土が乾く前に水やりをし、10日に1回程度、水やりを兼ねて液肥を与えます。

収穫

順次間引きながら収穫するとベビーレタスに。収穫したら種をまきます。大株にする場合は、中心部の葉が伸びてきたら株ごと収穫します。外側の葉を随時収穫しても。

春は種まきの季節! 野菜と草花、「プランター」での育て方、収穫の仕方 2204_P052_08_W500.jpg春は種まきの季節! 野菜と草花、「プランター」での育て方、収穫の仕方 2204_P052_09_W500.jpg

朝いちばんで収穫した新鮮なレタスをサラダにして食べましょう。

 

いでG(いでじー)さん

いでじー 園芸家。元国営昭和記念公園植物管理担当。

【毎日が発見ショッピング】「片付けで子どもを救おう古着ボックス」

 

manaita.jpg

断捨離で社会貢献!あなたの「片付け」がワクチン寄付につながります。 洋服や服飾雑貨を送ると開発途上国の子どもにワクチンが届けられる【片付けで子どもを救おう古着ボックス】 お買い物割引券付きなのでお得に楽しくお片付けがはかどりますよ!ぜひチェックしてみてくださいね。

▶詳細はコチラ!

この記事は『毎日が発見』2022年4月号に掲載の情報です。

この記事に関連する「趣味」のキーワード

PAGE TOP