泉質やpH値って?知っておきたい「温泉分析書」の読み方

温泉には、生活習慣病や体の痛みの改善、良質な眠りをもたらすなど健康な体を維持する効果がさまざまあります。
この冬、温泉で「湯の恵み」を満喫してみませんか?

今回は「体を整える温泉の選び方」をご紹介します。

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泉質により効能はさまざま
体を整える温泉の選び方

温泉では、脱衣所などに掲げられた「温泉分析書」に注目しましょう。
「温泉分析書」は温泉のプロフィールのようなものですが、一見すると分かりづらいのが難点。
まずは、「pH値」「泉質」「浴用の適応症」に注目して読んでみてください。
温泉の性質がよく分かります。

2002p014_01.jpg2002p014_02.jpgpH値

pH7を中性とし、pH値が高いとアルカリ性、低いと酸性です。
アルカリ性の湯は肌をスベスベに、酸性の湯は肌を引き締めます。
中性〜酸性の湯は肌に優しいのが特徴。

泉質

濃度の高い成分または個性が強い成分から順に記されます。
「含硫黄ーナトリウムー塩化物温泉」の場合は「含硫黄」という特殊成分が前にあり、硫黄成分が豊富といえます。

浴用の適応症

泉質別適応症はその温泉特有の効能で、この記載がある場合は薬理効果が高い湯です。
一方、一般的適応症は主に温熱効果によるもので、すべての温泉に共通する効能です。

お悩み別 おすすめの泉質はコレ!

生活習慣病の人は『硫黄泉』

メタボの湯、生活習慣病の湯などと言われ、動脈硬化や高血糖・高血圧の改善に良い。

美肌を目指すなら『炭酸水素塩泉』

皮膚をなめらかに、ツルツルにする美白効果の高い湯。
典型的な美肌温泉です。

けがを治すなら『硫酸塩泉』

昔から傷の湯と言われ、切り傷、やけどなどに効果が。
湿疹などにも良いとされます。

冷え性の人は『塩化物泉』

湯の中の塩の成分が保護膜となり、湯上りも保温効果が持続してほかほかに。

リウマチが痛むなら『放射能泉』

万病の湯と言われる湯。
神経痛、リウマチの他、動脈硬化、高血圧の改善などにも。

皮膚病、水虫には『酸性泉』

抗菌力がある湯で、慢性的な皮膚病の改善に。
ただし、湯あたりしやすいので要注意。

めまい、貧血には『含鉄泉』

鉄分を含み、空気に触れると参加して茶褐色になります。
鉄不足による貧血の改善に。

高血圧の人は『二酸化炭素泉』

血圧の循環が良くなる湯で、高血圧や動脈硬化の予防・改善に。
ただし、泉温は低め。

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この記事は『毎日が発見』2020年2月号に掲載の情報です。

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