ガムテープとベニヤ板は天才エジソンの発明品! 理由は「電球」にあった【1分でサクッと読める雑学】

【本作を第1回から読む】クレオパトラは複数人いた!? 意外と知らない「エジプト」のトリビア【1分でサクッと読める雑学】

『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』 (近藤仁美/永岡書店)第3回【全10回】

テレビ番組でも活躍中のクイズ作家・近藤仁美さんが集めた珠玉の雑学をご紹介。「ピラミッドの頂上にはカフェがあった!?」「ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる!」など、知ればきっと誰かに教えたくなること間違いなし!『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』に収録の雑学を厳選。ちょっとした話題作りに役立ててみてはいかがでしょうか。

※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。


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ガムテープとベニヤ板は、エジソンが家を建てるために発明した!

言わずと知れた発明王・エジソン。彼が日本の竹から電球の部品をつくったことは、あまりにも有名だ。そんなエジソンだが、白熱電球を発明したあと気づいたことがある......電球があっても、それを普及させられるほどの電気がない! そこで、彼は一計を案じた。電気がないなら作ればいいじゃないとばかりに、水力発電所を建設したのだ。水力発電にはダムが要る。ダムを造るには労働者が寝泊まりできる場所が必要。こんないきさつで、今度はプレハブ住宅を思いつき、その建材としてベニヤ板とそれを固定するためのガムテープを開発した。まったく、発明王は発想力が違う。必要なものを芋づる式に自分でつくっていったのだ。

なお、「ガムテープ」は和製英語で、英語圏では「ダクトテープ」という。ダクト、つまり本来は水道管の修理ができるほど粘着力のあるテープだったので、家を建てるのにも使えたのである。

 

近藤仁美

早稲田大学在学中にクイズ作家として活動を始め、日本テレビ『高校生クイズ』を15年間担当中。その他、テレビ番組『クイズ! あなたは小学5年生より賢いの?』、ディズニーチャンネル『ミラキュラス』リアルイベントなど、各種媒体で出題・監修を行う。国際クイズ連盟日本支部長。クイズの世界大会では日本人初・唯一の問題作成者を務め、雑学とクイズの国際的な賞「Trivia Hall of Fame(トリビアの殿堂)」殿堂入り。『クイズ語辞典』などクイズに関する著書の他、『教科書で出会った古文・漢文一〇〇』など長年携わる日本の古典にまつわる著作・講演もある。

※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い!教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。

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