【本作を第1回から読む】クレオパトラは複数人いた!? 意外と知らない「エジプト」のトリビア【1分でサクッと読める雑学】
『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』 (近藤仁美/永岡書店)第3回【全10回】
テレビ番組でも活躍中のクイズ作家・近藤仁美さんが集めた珠玉の雑学をご紹介。「ピラミッドの頂上にはカフェがあった!?」「ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる!」など、知ればきっと誰かに教えたくなること間違いなし!『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』に収録の雑学を厳選。ちょっとした話題作りに役立ててみてはいかがでしょうか。
※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。
ガムテープとベニヤ板は、エジソンが家を建てるために発明した!
言わずと知れた発明王・エジソン。彼が日本の竹から電球の部品をつくったことは、あまりにも有名だ。そんなエジソンだが、白熱電球を発明したあと気づいたことがある......電球があっても、それを普及させられるほどの電気がない! そこで、彼は一計を案じた。電気がないなら作ればいいじゃないとばかりに、水力発電所を建設したのだ。水力発電にはダムが要る。ダムを造るには労働者が寝泊まりできる場所が必要。こんないきさつで、今度はプレハブ住宅を思いつき、その建材としてベニヤ板とそれを固定するためのガムテープを開発した。まったく、発明王は発想力が違う。必要なものを芋づる式に自分でつくっていったのだ。
なお、「ガムテープ」は和製英語で、英語圏では「ダクトテープ」という。ダクト、つまり本来は水道管の修理ができるほど粘着力のあるテープだったので、家を建てるのにも使えたのである。