コロナ禍の運動不足解消におすすめ♪ 体を正しい位置に戻す「ながら腰痛体操」と「バンザイスクワット」

コロナ禍の影響で、外出を控えておうち中心の生活になって、運動不足に陥ってはいませんか。実際に、筋肉の衰えなどを理由に腰痛やひざ痛を訴える人が増えているようです。今回は、清水整形外科クリニック院長の清水伸一(しみず・しんいち)先生に、「気持ちよい伸び縮みで体を正しい位置に戻すトレーニング」を教えてもらいました。

【前回】ひざ関節の筋力をつけて元気に歩く! ほぐして緩める「タオルトレーニング」と仕上げの「すもう体操」

【最初から読む】コロナ禍のおうち生活で足腰が弱くなったから? ひざや腰の痛みの原因は「運動不足と姿勢の悪さ」

まずは
腰緩め体操(2回ずつ行う)

(1)縮まる→伸びる

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ひざを開いていすに腰かけ、上体を前に倒す。体を縮め切ったら、上体を起こしてゆっくり、じわりと上に伸びる。

(2)右へ、左へ

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腕は頭の上で組み、上体を右へ倒す。逆側も同様に行う。体の側面が気持ちよく伸びていることを意識して。

(3)上半身をひねる

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腕は上に伸ばしたまま、上半身を右へ気持ちよくねじる。逆側も同様に行う。両足はしっかりと床につけておく。

(4)のけ反る

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両手を頭の後ろで軽く組み、上体を反らす。おなかの前側が気持ちよく伸びるのを意識する。

【こんな効果が!】
固まりがちな腰周りの筋肉を伸ばしたり、縮めたりすることで筋肉が緩まり、痛みの予防や改善に役立ちます。バンザイスクワット前に行うとさらに効果的です。

【次ページ:いつでもどこでもできるながら腰痛体操】

 

<教えてくれた人>
清水整形外科クリニック院長
清水伸一(しみず・しんいち)先生
埼玉医科大学卒業。茨城県立中央病院、東京都社会保険中央総合病院、埼玉医科大学総合医療センターなどを経て、同センター整形外科医局長、講師を歴任。2006年より現職。日本整形外科学会専門医。

この記事は『毎日が発見』2021年6月号に掲載の情報です。
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