介護はある日突然やってくる。日常を揺るがす「ばあさん」のヒザ痛/なとみみわ

なんだかんだと小さな揉め事はありましたが、気がつけばばあさんとの同居生活もはや6年。

新しい生活にも各々が慣れ始め、「家族」としてなんとな〜くまわり始めたそんな頃です。

家族の絆を揺るがす、ある出来事が起こりました。

前回のエピソード:「しつこいねまったく~」長々と続く息子のお説教に、ブラックばあさん降臨!?

それはいつもと同じ1日の始まり。
そんなフツーな朝...

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ばあさんのヒザは一晩経っても痛いまんまでした。

この時はまだ「しばらく安静にしておけば治るだろ」と、軽く考えていたのですが、ばあさんのヒザはどんどん悪くなり、介助なしでは歩けない程にまで悪化してしまいました。

ばあさんはそれまで自分のことは全部自分で出来ていたのですが、朝起きて布団の上げ下ろしをして、洗面所に行ってトイレに行って、ディサービスの送迎車が来るマンションの車寄せまで歩いて行って、病院に行って、お薬もらって、買い物して帰ってくる。

これら全ての行動に、なとみの手が必要になったわけです。

生活は一変しました。

生活の急激な変化に、なとみ家は動揺し、焦りまくるわけですが、今考えたら高齢者と一緒に住んでいるんだから、これぐらい予想しておけ!!

と、あの時の自分に言ってやりたい(笑)

「介護はある日突然やってくる」

いつも曲がるその角を、いつもと同じように曲がっただけなのに、
その日、曲がった先には「老い」が立っておりました。

戸惑う家族をよそに、その「老い」はばあさんかっさらって走って逃げた。

こんな感覚です(笑)

もう戸惑ってる場合ではありません。

その日からなとみ家は走り出しました。走って逃げるばあさんの老いに向かって、ただひたすら。

「介護は1人でやっていけない。使えるカードは全て使え切れ!!」と、なとみが学んだ一番の出来事、それがこの「ばあさん歩けなくなる」です。

今週から少し続けて描いていこうと思います。

みなさま、よろしくお願いします。

次の記事はこちら:老いていく母親から完全撤退を決めた夫。全て自分で背負う覚悟をした日

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