「むくみ・ほてり」がスッキリ♪利尿作用で熱を下げる「きゅうり」のすごいチカラ&レシピ

頭痛や腹痛などのちょっとした体の不調。病院に行くほどでもないものの、どうにかしたいですよね?こうした不調は、「自分の体に合った食べものを摂ればだんだんと改善される」と漢方薬剤師の杉山卓也さんは言います。そこで、東洋医学に精通する杉山さんの著書『不調が消える食べもの事典』(あさ出版)から、食べもので健康をキープする「食養生」の始め方と「旬食材の効能」の一部をお届けします。

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きゅうり

●この不調に効く!

むくみ・ほてり・のぼせ・免疫力の低下・高血圧・動脈硬化

●効能・効果

ほぼすべてが水分で構成されています(95%)が、利尿作用によるむくみの改善、涼性によるほてりやのぼせの改善効果が優れています。

発熱時や夏時期にはとても有効な食材です。

βカロテンとカリウムが豊富なので、抗酸化作用による免疫力アップや高血圧、動脈硬化の改善にも効果的です。

●養生法

きゅうりは生で食べることが多いですが、涼性なので体を冷やす力が強いです。冷え性の方は炒める・煮るなど熱調理をして食べると良いでしょう。

豊富なβカロテンは、油で調理すると吸収率が高まるため、生食ではなく油を使って調理したほうが良いです。

●豆知識

皮にはビタミンA、ビタミンC、ビタミンKなどが豊富なので、皮ごと食べるのがおすすめです。

●相性のいい食材

ニラ・ねぎ:駆瘀血作用をもつ食材を合わせると、高血圧の予防効果が高まります。

唐辛子:温性作用をもつ食材を合わせると、体を冷やす力が抑えられるので、冷え性の方におすすめです。

ナス・トマト:夏野菜など清熱作用をもつ食材を合わせると、効果が高まるので、夏バテ予防やのぼせ、ほてりなどに効果的です。

●属性

涼性・甘味・夏

●作用

滋養作用・弛緩作用・利尿作用・清熱作用・抗酸化作用

●このタイプにおすすめ!

水滞(痰湿)タイプ


おすすめレシピ「むくみスッキリ! きゅうりともやしの卵スープ」

利水作用をもつきゅうりともやしをふっくらの溶き卵と合わせてスープにすることで、むくみを解消します!

材料(3~4人分)

・きゅうり 2本

・もやし 40g(1/5袋程度)

・ショウガ 10g

・卵 1個

・鶏ガラスープ 1L

・酒 大さじ2

・塩 少々

・ごま油 適量

作り方

①きゅうりは乱切り、ショウガは細切りにする

②鍋に鶏がらスープとショウガを入れて火にかけ、煮立ったらもやしときゅうりを入れる

③再度煮立ったら、溶いた卵を入れる

④最後に酒と塩で味を整えて、ごま油を垂らして完成

【最初から読む】漢方のスペシャリストが教える「食養生の始め方」

【まとめ読み】「不調が消える食べもの事典」記事リスト

125-h1-tabemono.jpg野菜、果物、魚介、肉!食べもの80種類+生薬10種類の効能と食べ方がわかります。不調が起きるメカニズムも

 

杉山卓也(すぎやま・たくや)

漢方薬剤師、漢方アドバイザー、神奈川中医薬研究会会長、星薬科大学非常勤講師。神奈川県にある「漢方のスギヤマ薬局」にて予約制の健康相談を受けるかたわら、中医学講師として全国でセミナーを開催。漢方薬局経営者向けのコンサルタント会社やオンラインサロン主宰、SNSでの情報発信など漢方・中医学業界のパイオニアとして活躍中。

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『不調が消える食べもの事典』

(杉山卓也/あさ出版)

むくみには「キウイフルーツ」、熱中症には「梅干し」がいい!スーパーやコンビニなど、どこでも買えるもので、不調知らずのカラダになれる食材の大事典。体と心をいたわるセルフケアがすぐできます。明日からの献立の参考に。

※この記事は『不調が消える食べもの事典』(杉山卓也/あさ出版)からの抜粋です。
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