テレビを見ながらでOK! 股関節を柔らかくする「パタパタストレッチ」

加齢に伴う股関節の痛みの多くは、周りの筋肉が硬くなり関節の負担が増えることなんだそう。今回ご紹介するストレッチは、股関節の可動域を広げ、周りの筋肉をほぐすことでリンパの流れを改善します。リンパティック・ストレッチの考案者・前新マミさんに「パタパタストレッチ」教えてもらいました。

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1日に何回でもパタパタ、ユラユラ、行ってくださ~い!

動かして股関節痛を予防しよう

加齢に伴い股関節が痛くなる人は多いのですが、これは周りの筋肉が細くなったり硬くなっていくことで、関節にかかる負担が大きくなることが原因です。

また、股関節は本来は360度近い可動域がありますが、意識しなければ年齢とともに動く範囲は誰でも狭くなっていくものです。

そして、股関節には上半身と下半身のリンパをつなぐ大きなリンパ節があります。

動かすことで、リンパの流れも劇的に良くなります。

パタパタストレッチ

★股関節の可動域を広げる
★股関節の周りの筋肉を緩める
★リンパの流れを促進

今回は座って行うストレッチです。

テレビを見ながらなど、いつでも楽しくパタパタ行ってみてください。(何回でもいつでも好きなだけ)

①足裏を合わせて座る

2006_p077_01.jpg足の裏と裏を合わせて足首に手を添え、背筋をなるべく伸ばして座ります。

②ひざを上げ下ろす

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ひざを上下して脚をパタパタとチョウの羽のように動かします。

③横にユラユラ2006_p077_03.jpg

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お尻を片方ずつ上げて左右にユラユラと揺れます。何回かユラユラと繰り返します。

【Point】毎日続けていると少しずつ股関節の周りが柔らかくなり、可動域が広がります。

股関節は働き者2006_p076_02.jpg

股関節は上半身を支える、下半身を動かすというたくさんの機能を持っています。

両脚で立っているとき、それぞれの股関節には体重の2分の1ずつの重さがかかり、片脚で立つと体重の約4分の3が立っている脚の股関節にはかかるといわれます。

歩くときは加速度が加わるので体重の3~4倍、階段の上り下りには6~7倍の体重が股関節にはかかるとも。

このように股関節は私たちが動くときに、とても大きな負担を担っている関節なのです。

股関節周辺の筋肉に過度な負担をかけずに動かして、柔軟性を保つようにケアをしておきましょう。

【まとめ読み】寝たままOK♪「リンパ体操」記事リスト

取材・文/石井美佐 撮影/藤田浩司 ヘアメイク/ange イラスト/小沢陽子

 

<教えてくれた人>

前新マミ(まえあら・まみ)さん

1950年、北海道函館市生まれ。バレリーナ、プロダンサーとして活躍。メンテナンスのためのリンパティック・ストレッチを考案。著書に『寝たままスッキリ! リンパ体操』(高橋書店)他。

■前新先生のストレッチが一冊に!

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「前新式 寝たまま リンパ体操 1.2.3」(『毎日が発見』健康ブック Kindle版)

定期誌『毎日が発見』の人気連載が電子ブックになって登場! 前新マミ先生が教える、リンパや血液の流れをよくして、気になる不調を改善できる「リンパ体操」17種が掲載されています。「体のゆがみをとる」「関節を動きやすくする」「筋肉を刺激する」「リンパや血液の流れをよくする」ことで、ひざ痛、腰痛、肩こり改善や、疲労回復効果があります。寝ながら短い時間で行える簡単なストレッチ体操ばかりなので、ぜひ毎日続けて健康な体&若返りを目指してください♪

この記事は『毎日が発見』2020年6月号に掲載の情報です。
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