便秘や肌荒れなど、あらゆる体の不調を改善できる「便活」をご存じでしょうか。"くびれ母ちゃん"として人気の姿勢改善コアトレーナー・村田友美子さんが考案したメソッドで、太りやすい体からも卒業できると話題です。そこで村田さんの著書『くびれ母ちゃんの出せるカラダ - デトックスがとまらない!』(ワニブックス)から、すぐに使える「便活メソッド」の一部を連載形式でお届けします。
あなたの骨盤はたぶん締まってない!
"出せるカラダ"になれるコツの一つ。
骨盤の正しい位置は、まず前方の骨盤が床と垂直であること。
この位置をキープすることが、美しい姿勢を維持して内臓を下垂(※)させないための最重要課題です。
※内臓下垂=内臓が下がり、腸が押しつぶされて、消化・吸収・排便のサイクルを乱す。ぽっこり下腹の原因にも。
両手の親指と人差し指をくっつけて三角をつくり、人差し指を恥骨に当てます。
横から見たとき、この三角形が床と垂直になっているのが「正しい骨盤のポジション」。
そして、骨盤の後ろ側、背骨の下にある「仙骨」と、仙骨の左右にあるハート形のような「腸骨」が重なり合うと、「仙腸関節」つまり骨盤が締まっているということです。
<骨盤の正しい位置>
骨盤が正しく締まると、重心がくるぶしの内側あたりにある感覚。
これが正しい重心の位置で、カラダの内側で軸が通った正しい姿勢を保つことができます。
しかし、指でつくった三角形が床と垂直でない人、骨盤が締まっていない人は、姿勢が崩れやすく、前重心で太ももの前ばかり使って前ももがもっこりしやすい人です。
あなたの視界はどれ?
直立し、目線だけ下を向けたとき、何が見えるのかをチェック。
視界Aは胸やお腹だけだけ、視界Bは足先だけ、視界Cは足首まで見えます。
理想の重心はくるぶしの内側。視界Aは猫背に多し! 視界Bは反り腰に多し! 視界C、私はコレです!
視界Aの場合は重心が前にあり、骨盤は前傾気味、視界Bは骨盤が後傾気味でどちらも骨盤が開いてしまっている状態。
理想は足首まで見える視界C。
重心のバランスがよく、骨盤が締まっている状態です。
※もともと胸の大きい人などは、視界が変わらないこともあります。
撮影/岡部太郎
【最初から読む】くびれ母ちゃんが教える真実「ぽっこり下腹・・・実は脂肪ではなく内臓が下垂しているのが原因」
【まとめ読み】「くびれ母ちゃんの出せるカラダ」記事リストを見る
「すっきり便通」が手に入るほぐし&ストレッチ。すぐに使えるオリジナルの「デトックスボール」が付いています