シミ、シワ、ほうれい線...毎日鏡を見るのが怖い。多くの人が抱える顔の肌の悩みには、「顔の筋トレが必要」と話題のサロンを運営する那賀洋子さんは言います。そこで、那賀さんの著書『マイナス15歳肌をつくる 顔筋(がんきん)ひっぺがしメソッド』(あさ出版)から、肌本来の力を呼び起こしてトラブルを解決する「顔のマッサージ法」を連載形式で紹介します。
顔筋ひっぺがしをする前に
自分でできる顔筋ひっぺがしの方法をご紹介する前に、いくつかの注意事項についてお話しします。
1.正しい方法で行いましょう
顔筋ひっぺがしは 1 回でも効果を実感できますが、正しい方法で行わなければ効果は期待できません。自己流にならないよう正しく行いましょう。
2.力加減に注意しましょう
肌の不調の多くの要因は、顔の運動不足により、筋膜が癒着していることが原因です。
顔が運動不足だと、多少なりとも痛みをともないます。
痛いのは、やり方が間違っているわけではないので、ご安心ください。
しかし、肌に赤みが残ったり、あざができるほどの強さで行うのはNGです。
肌の表面を傷つけないよう、そして、肌の深部に働きかけることを意識しながら行いましょう。
3.準備運動と整理運動は必ず行いましょう
1.頬、2.目のまわり、3.口のまわり、4.輪郭の4つの顔筋ひっぺがしの方法があります。
気になるパーツを選んで1つだけ行ってもいいですが、4つすべてを行うとより効果的です。
ひっぺがしをする前には「準備運動鎖骨の開放」を、終わりには「整理運動耳まわし」を必ず行うようにしてください。
ひっぺがしは、1日1回を目安に行いましょう。
4.必要なアイテムを用意しましょう
ひっぺがしの前に、次の2つのアイテムを用意しましょう。
●テーブルを用意する
ひっぺがしの手順のなかには、テーブルにひじをついて行うものもあります。
ひじをテーブルについたとき、手に体重をかけやすい高さのテーブルを用意しましょう。
必ずしもイスに座る必要はなく、ちょうどいい高さのテーブルがあれば、床に座って行ってもOKです。
●肌を保護するアイテムを用意する
肌の表面を傷つけないよう、指が滑りやすくなる質感のものを用意しましょう。
オールインワンジェルのような少し粘度の高いジェル状のものがベスト。
ひっぺがしをする前に必ず塗り、肌が乾かないようこまめに塗り足しましょう。
ジェルがない場合はマッサージクリームなどでも代用できますが、終わったあとに油分が残らないよう洗い流し、お手持ちの化粧水で簡単に肌を整えてください。
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他にも、お肌のトラブルを解消できる全4種の「顔筋ひっぺがしメソッド」が紹介されています。QRコードから動画解説を見ることも