50歳で肌年齢29歳に!? 人気サロン経営者が気付いた「スキンケア」の大間違い

シミ、シワ、ほうれい線...毎日鏡を見るのが怖い。多くの人が抱える顔の肌の悩みには、「顔の筋トレが必要」と話題のサロンを運営する那賀洋子さんは言います。そこで、那賀さんの著書『マイナス15歳肌をつくる 顔筋(がんきん)ひっぺがしメソッド』(あさ出版)から、肌本来の力を呼び起こしてトラブルを解決する「顔のマッサージ法」を連載形式で紹介します。

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顔筋ひっぺがしでマイナス21歳の肌に

「はじめに」でも触れたように、32歳のとき、私は肌年齢70歳と診断されました。

当時、クレンジング、洗顔、化粧水、乳液と一般的なスキンケアは最低限行っていたものの、なぜかいつも私の肌は乾燥して皮がむけるほどカサカサしていました。

肌がキレイでないことは自覚していましたが、まさか実年齢より38歳も年をとっているとは思わず、そのときのショックは、いまでも鮮明に覚えています。

「このままではダメだ」そう思った私は、口コミで人気の商品や、新しい成分が配合された高価なスキンケア用品を、次々と試しました。

アドバイスを得ようと、デパートの化粧品売り場や肌の悩みを相談できる場所などにも足を運びましたが、そこでは大抵「油分が足りない」といわれ、すすめられるがまま乳液やクリームを購入し、重ね塗りする日々が続いたのです。

いままでの何倍ものお金をスキンケア用品にかける生活をしばらく続けていたのですが、肌は一向にキレイにはなりませんでした。

キレイになるどころか、娘が描く似顔絵のなかの私の毛穴は、だんだん丸型から涙型になっていきました。

高価なスキンケア用品を使い始めたのに、肌が前より下垂してしまったのです。

娘が描いた絵を見ながら、「高いお金を払ってスキンケアをした結果がこれ? じゃあどうしたらキレイになれるの?」と途方に暮れました。

どうしてもキレイな肌を手に入れたかった私は、スキンケア用品や化粧品の成分について徹底的に調べることを決意。

これが、顔筋ひっぺがしメソッドを開発するきっかけとなったのです。

成分を調べるなかで知ったのが、「経皮吸収」という言葉でした。

「経皮吸収」とは、日常使われる製品から、皮膚を通して物質が吸収されることをいいます。

化粧品には、肌を健やかに保つための成分が含まれていますが、同時に保存料や香料、着色料など、決して肌にいいとはいえない成分も含まれています。

しっかりした保湿ケアをするということは、それらの成分も肌にたくさん塗り込んでいるということになるのです。

口から摂取した化学物質は体内で解毒され、その約90%は体外へ排出されていくのに対し、経皮吸収された毒素はその90%が肌に残るといわれています。

「私の肌は経皮吸収によって不調が起きているのかもしれない」そう考えた私は、いままでのスキンケア用品を使うのをやめて、シンプルなケアにチェンジ。

雑誌やネットを見て、ヨーグルトや卵白を使ってみたりもしました。

すると驚くことに、すぐにその効果を実感できたのです。

まわりの友達や家族からも「肌がキレイになったね。どんなケアをしているの?」と声をかけられるようになり、そこではじめて、いままでのスキンケアが間違っていたことを確信しました。

つまり、「足りない」のではなく、「与えすぎ」が不調の原因だったのです。

肌をキレイにしようと使っていたスキンケア用品のなかには、一つ数万円するものもありました。

それらには、たしかに肌にとっていい成分が含まれていたと思います。

しかし、同じように皮膚に悪影響を与える成分も含まれていたのです。

「肌は必要最低限のケアで十分。与えすぎは肌のトラブルにつながる」そう確信を強めていくなか、まわりの友達を見てみると、かつての私と同じように、肌のトラブルに対してあれこれと高価な化粧品を塗り込んでいる人が多くいることに気づきました。

少し前の自分のように、間違った方法で肌を痛めている友達を目の当たりにしていると、「肌が根本からキレイになる方法をたくさんの人に教えたい」と思うようになりました。

そして、肌に関する勉強に励みながら、経営の知識もつけ、2009年に美容サロンを開業したのです。

オープン当初は、いろいろなものを塗りたくるケアではなく、肌に負担の少ない最低限のケア、「マイナスケア」を推奨し、どの家庭にもあるような食品を使ったスキンケアをお客様に提案していました。

すると、たくさんのお客様から、「肌の調子が戻った」と喜びの声をいただきました。

しかし、サロンで数多くのお客様の肌を見て、実例と知識が増えていくにつれ、これまで経皮吸収によって肌にため込んできた大量の毒素までも排出できるような至極のデトックスをしてあげることの必要性に気づき、それを実践できる方法はないかと考えるようになったのです。

「あらゆる病気や不調の原因は 9 割が老廃物」といわれています。

だったら、「肌にとって不要なものを徹底的に取り除きたい。そうすればきっと、誰でもいまよりもっとキレイになれるはず」と考えました。

肌についてだけでなく身体全般について学び直し、注目したのが、「筋膜」でした。

この筋膜をケアするハンドマッサージを独自に追究したことで、「顔筋ひっぺがしメソッド」が誕生したのです。

顔筋ひっぺがしメソッドを実践すればするほど、私の肌はさらにどんどんキレイになっていきました。

そして、肌年齢が70歳だった私はいま、実年齢(50歳)マイナス21歳の「29歳」という若い肌を手に入れることができたのです。

マイナスケアだけでは、ここまで肌が回復することはなかったでしょう。

ここまでキレイな肌を手に入れられたのは、間違いなく顔筋ひっぺがしメソッドのおかげです。

075-gankin-syoei.jpg他にも、お肌のトラブルを解消できる全4種の「顔筋ひっぺがしメソッド」が紹介されています。QRコードから動画解説を見ることも

 

那賀洋子(なか・ようこ)

大分県出身。筋膜美容協会理事長。肌の自己回復力を取り戻す「顔筋ひっぺがしメソッド」を独自開発し、大分県でサロンを開業。2015年には東京・麻布十番にもサロンをオープンする。『魔女たちの22時』(日本テレビ系)などに出演。『美ST』(光文社)や『クロワッサン』(マガジンハウス)など数多くのメディアに取り上げられる。

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『マイナス15歳肌をつくる 顔筋(がんきん)ひっぺがしメソッド』

(那賀洋子/あさ出版)

シワ、たるみ、毛穴のくすみなど、年齢を重ねるごとに増えるお肌の悩み。そのほとんどが1日1回の顔の筋トレ「顔筋ひっぺがしメソッド」によって解決できます。癒着した顔の筋膜をひっぺがし、美しいお肌に。効果を最大限に引き出す秘密のスキンケアも紹介されています。

※この記事は『マイナス15歳肌をつくる 顔筋(がんきん)ひっぺがしメソッド』(那賀洋子/あさ出版)からの抜粋です。
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