あおむけで行う「しっかり呼吸」でリンパの流れを改善!/前新式寝たままリンパ体操

全身をくまなく流れているリンパ液はとても滞りやすく、滞るとむくみや疲れやすいなどの自覚症状が現れてきます。あおむけで行う呼吸で、効果的にリンパの流れを改善する方法を、リンパティック・ストレッチを考案した前新マミさんに教えてもらいました。

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しっかりと呼吸して全身のリンパの流れを良く

リンパの流れはとてもゆっくりで、立っている姿勢よりもあおむけに寝ている方が流れは良くなってきます。また、胸とおなかをしっかり使った深い呼吸でもリンパの流れは促進されます。ですから、あおむけで行う呼吸法は、とても効果的にリンパの流れを改善することができるのです。

子供の頃、全速力で走った後に「ぜいぜい」「はあはあ」した記憶は、どなたにもあるかと思います。このとき、肋間筋という肋骨の間にある筋肉を伸縮させて、たくさんの酸素を吸って吐いています。

車や電車が普及した現代生活では、全力を使い切るような場面が少なくなりました。たくさん吸ってたくさん吐くことが減ってきて、呼吸が浅くなりがちです。呼吸が浅くなるとリンパの流れは滞りやすくなります。また、ストレスが多いときも呼吸は浅くなります。

特に「吐く」ことがなかなかできない人が多くいますが、しっかり吐けるようになると自然とたくさんの酸素を吸うことができます。

 

さっそく、やってみましょう!
リンパ呼吸法(何回でも)

胸に吸って、おなかから吐き出します。深い呼吸によってリンパの流れがとても良くなりますよ !

1 あおけになり、鼻から息を吸う
ひざを立てて足を腰幅に開き、手を肋骨の下に添えます。1901p117_02.jpg

少しずつ鼻から息を胸に吸い込みます。胸を大きく開くつもりで吸い込みます。1901p117_03.jpg

 

2 口から息を吐く
少しずつ口から息を吐き出します。おなかを意識して息を吐いていきます。1901p117_04.jpg

 

3 さらに吐く
おなかの中の空気を全部吐き出すつもりで、おへそを床に押し付けるようにしてさらに息を吐き続け、脚は伸ばしていきます。1901p117_05.jpg

◎ポイント
鼻から吸って、口から吐き出します。特に息を吐き切ることを意識します。

 

※前新マミさんのその他のリンパ体操はこちら。

取材・文/石井美佐 撮影/藤田浩司 ヘアメイク/ange

 

前新(まえあら)マミさん

1950年、北海道函館市生まれ。バレリーナ、プロダンサーとして活躍。メンテナンスのためのリンパティック・ストレッチを考案。著書『寝たままスッキリ! リンパ体操』。

この記事は『毎日が発見』2019年1月号に掲載の情報です。

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