手指の病気には首、肩、腰の位置が関係している! 正しい位置をチェック

「手や指が痛い」「しびれる」といったトラブルを予防するためには、ゆがみを整えて体を正しい位置で使えていることが大切です。手指の病気を防ぐためのセルフケアを、骨格アライメント治療を行う細野クリニック院長の細野周作先生に教えていただきました。pixta_36058544_S.jpg

前の記事「手指と手首の腱鞘炎「ばね指」「ドケルバン病」。自分でチェックする方法があります(3)」はこちら。

 

体の過度な緊張をとって将来のトラブルを回避

手指の痛みやしびれの原因は、首の骨の障害や神経の圧迫、女性ホルモンの変化などさまざまですが、体を正しく動かすことで予防ができます。

「手指にトラブルを抱えている方は、骨盤の位置が悪く猫背になっていたり、肩甲骨まわりがこり固まっていることが多いものです。骨盤と肩甲骨が正常な位置で正しく機能していない状態が続くと、歩く、立つ、座るなどの日常生活の動作にさまざまな不具合が生じます。当然、手指の痛みやしびれが起こることも。しっかりと腰を立てると、猫背になっていた背中は丸みがとれ、肩も正常な位置に戻ります。すると、肩甲骨が動いて胸が開きやすくなり、腕の筋肉の余計な緊張もとれます」と、細野クリニックの細野周作院長。

手指のトラブルを防ぐためには、体の余計な緊張をとることを意識しましょう。
「立つ、座るなどの動作をする際は、足の親指側に力を入れます。そうするだけで、腰を立てやすくなり、骨盤がしっかりと固定されます。その状態で肩や腕を動かせば、筋肉の余計な緊張がとれてラクに動けるだけでなく、体の重心も整いやすくなります」(細野先生)。

 

●ゆがみが手指の痛みを引き起こします!体の正しい位置は、どこでしょう?

1810p056_01.jpg頭頂部、首の付け根、骨盤の中心、かかとを結んだ線が一直線になる
耳たぶの位置や肩の高さ、骨盤の位置が左右で違う場合は体がゆがんでいます

 

1810p056_02.jpg耳の穴、肩の中央、くるぶしが一直線になる。
あごが出る、肩が前に出る、背中が丸くなる、腰が反るなどがあったらNGです

 

次の記事「実践! 体の位置を整える簡単ストレッチで、手指のトラブルを防ぐ(5)」はこちら。
取材・文/笑(寳田真由美) 写真/藤田浩司 ヘアメイク/野崎裕子 モデル/永谷佳奈

 

細野周作(ほその・しゅうさく)先生

細野クリニック院長。東京医科歯科大学卒業後、東京都済生会中央病院、東京大学附属病院を経て独立。著書に『ゆがみを治せば、病気が治る!-骨格アライメントへの招待-』(ゴマブックス)。

日本手外科学会のホームページ

 

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この記事は『毎日が発見』2018年10月号に掲載の情報です。
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