ネバネバ食材で栄養もプラス。幅の広がる「きゅうり」小鉢料理

長く日本料理界を牽引してきた「分とく山」の総料理長、野﨑洋光さん。その和食の第一人者がまとめた本『きゅうり食べるだけダイエット』が話題になっています。きゅうりの栄養や効能、そのダイエット方法、おいしく食べられるレシピを教えてもらいました。

 
前の記事「組み合わせで健康作用がアップ! シンプルなのに美味しいきゅうりレシピ(2)」はこちら。

 

ネバネバ食材で栄養もプラス。幅の広がる「きゅうり」小鉢料理 1808p059_01.jpg長いもは整腸作用があり、ダイエットで失いやすい栄養が豊富!

「たたききゅうりのたらこ長いもあえ」

【材料(1~2人分)】
きゅうり......2 本
長いも......100g
たらこ......50g

【作り方】
1 きゅうりは両端を切り落として5㎝長さに切り、縦半分に切ってふきんに包み、すりこ木でたたく。
2 長いもは皮をむき、縦半分に切ってふきんに包み、すりこ木でたたく。
3 ボウルにほぐしたたらこと長いもを入れてあえ、きゅうりを加えて混ぜる。

 

 

ネバネバ食材で栄養もプラス。幅の広がる「きゅうり」小鉢料理 1808p059_02.jpg老化を防止するみそを取り入れた簡単小鉢

「きゅうりのマヨみそがけ」(写真上)

【材料(1~2人分)】
きゅうり......2 本
長ねぎ......1/2本

A みそ......大さじ1/2
 マヨネーズ......大さじ1/2
 水......大さじ1/2

【作り方】
1 きゅうりは両端を切り落として長さを半分に切り、縦4等分に切る。ねぎは白髪ねぎにする。
2 ボウルにきゅうり、ねぎを入れてあえ、器に盛って混ぜ合わせたをかける。
 

さわやかなしょうがときゅうりが好相性!

「きゅうりのおろししょうがあえ」(写真下)

【材料(1~2人分)】
きゅうり......2 本
ラディッシュ......2 個
おろししょうが......小さじ1
しょうゆ......小さじ2

【作り方】
1 きゅうりは両端を切り落として長さを4つに切り、縦4等分に切る。ラディッシュは薄切りにする。
2 ボウルにきゅうり、ラディッシュを入れ、器に盛ってしょうがをのせ、しょうゆをかける。

 

次の記事「やっぱり美味しい!きゅうりとお酢はベストパートナー(4)」はこちら。

撮影/岡本真直、原田圭介 

 

1808p056_nozakiprof.jpg

野﨑洋光(のざき・ひろみつ)さん

1953年、福島県生まれ。89年日本料理店「分とく山」を開店、現在は総料理長として4店舗を統括。伝統を生かしながら、新たな試みにあふれる料理にファンも多い。調理科学、栄養学に基づいた分かりやすい和食を提唱し、メディアでも大活躍。



 

1808p060_04.jpg

『きゅうり食べるだけダイエット』(KADOKAWA)

著:野﨑洋光 監修:工藤孝文 1,200円+税

きゅうりプラス野菜たっぷりの食事でダイエット効果アップ!

きゅうりのほか、トマト、玉ねぎ、キャベツのおかずや、ゆで野菜、みそ汁、カロリー低めのレシピを紹介。油の使い方や甘いものの食べ方など、健康的な食生活のためのコツも満載。

この記事は『毎日が発見』2018年8月号に掲載の情報です。
PAGE TOP