組み合わせで健康作用がアップ! シンプルなのに美味しいきゅうりレシピ

長く日本料理界を牽引してきた「分とく山」の総料理長、野﨑洋光さん。その和食の第一人者がまとめた本『きゅうり食べるだけダイエット』が話題になっています。きゅうりの栄養や効能、そのダイエット方法、おいしく食べられるレシピを教えてもらいました。

 
前の記事「食事の最初に食べるだけ! 野﨑洋光さんが成功した「きゅうりダイエット」がすごい(1)」はこちら。

 

組み合わせで健康作用がアップ! シンプルなのに美味しいきゅうりレシピ 1808p058_01.jpgもろみをつけるだけのシンプルな一品
食事の最初にまず食べたい

「スティックきゅうりのもろみ添え」

【材料(1~2人分)】
きゅうり...... 2 本
もろみ(市販品)...... 適量

【作り方】
1 きゅうりは両端を切り落とし、長さを半分に切って縦4等分に切る。
2 好みのもろみを添え、つけていただく。

◎ココがPoint
もろみは麦・大豆・米などから作った麹を、塩水に漬けて熟成させたもの。もろみみそともいう。

 

 

組み合わせで健康作用がアップ! シンプルなのに美味しいきゅうりレシピ 1808p058_02.jpg血管をしなやかにし、脂肪の吸収を抑えます
玉ねぎを組み合わせてさらにさっぱり

「きゅうりのおろし玉ねぎがけ」

【材料(1~2人分)】
きゅうり......2 本
玉ねぎ......70g
A  酢(煮切ってさます)......大さじ1
  砂糖......大さじ1
  しょうゆ......大さじ1/2
  ごま油......小さじ1
  粉ざんしょう......少々

【作り方】
1 きゅうりは両端を切り落とし、長さを半分に切って縦4 等分に切り、乱切りにする。玉ねぎはすりおろす。
2 ボウルにを混ぜ合わせ、きゅうりをあえる。
3 器にきゅうりを盛り、おろし玉ねぎをかける。

◎ココがPoint
スティックきゅうりは味がしみ込みにくいので、皮をところどころむくとよい。

 

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撮影/岡本真直、原田圭介 

 

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野﨑洋光(のざき・ひろみつ)さん

1953年、福島県生まれ。89年日本料理店「分とく山」を開店、現在は総料理長として4店舗を統括。伝統を生かしながら、新たな試みにあふれる料理にファンも多い。調理科学、栄養学に基づいた分かりやすい和食を提唱し、メディアでも大活躍。



 

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『きゅうり食べるだけダイエット』(KADOKAWA)

著:野﨑洋光 監修:工藤孝文 1,200円+税

きゅうりプラス野菜たっぷりの食事でダイエット効果アップ!

きゅうりのほか、トマト、玉ねぎ、キャベツのおかずや、ゆで野菜、みそ汁、カロリー低めのレシピを紹介。油の使い方や甘いものの食べ方など、健康的な食生活のためのコツも満載。

この記事は『毎日が発見』2018年8月号に掲載の情報です。
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