鼻呼吸と口呼吸は何が違う?
【鼻呼吸】
舌が鍛えられた鼻呼吸フェイス
鼻の中の繊毛などがフィルターの代わりを果たし、病原菌やホコリなどが体内に入らないように除去する。冷たい空気を温める役割がある。口を閉じた状態で、舌は口の裏についているのが良い。左の図では、舌が口蓋(口の裏)にべったりとついている。
【口呼吸】
落ちベロの口呼吸フェイス
冷たく乾いた空気が口や喉へ直接入るため、口や喉を乾燥させる。病原菌やホコリを体内に取り込むことにもつながる。舌先が下の歯の裏についている、または舌がどこにも触れていない宙ぶらりん状態。
「唾液」はここから分泌されています
唾液を分泌する大唾液腺は、耳下腺・顎下腺・舌下腺の3種類があります。
唾液は1日約1.5L分泌して、体の入り口を守るため、自浄作用、抗菌作用、粘膜保護作用など大切な役割を担っています。
取材・文/安達純子 イラスト/堀江篤史