専門医が推奨する、7つの快腸習慣とは

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「心と体を好調、不調にするカギが腸にある。〝好腸〞、〝不腸〞と言っても過言ではないくらい、腸は心と体の健康に影響を与えています」と言う、京都府立医科大学大学院消化器内科学準教授の内藤祐二先生。そこで、内藤先生に「快腸」で過ごすポイントを教えていただきました。

前編:「心と体に影響大!腸の健康度をチェックシートで確認」はこちら。

すぐできる!7つの快腸習慣

1.食物繊維を豊富にとる
2.発酵食品を積極的に食べる
3.暴飲暴食を避け、腹八分目を心がける
4.化学物質を口に入れないよう注意する
5.運動習慣を身に付ける
6.快便&快眠
7.ストレスをためない


なぜ"快腸"でいることが大切なのか

「幸せホルモン」と呼ばれ、幸福な気分や前向きな気持ちにするセロトニンという物質は、そのほとんどが消化管でつくられています。セロトニンが不足すると怒りが抑えられずキレやすくなり、欲求を抑えられずに食べ過ぎたり、ギャンブル依存症やうつなどを起こすといわれています。うつ病患者の腸内フローラには悪玉菌が多いことが報告されていますし、ストレスにさらされ続けたマウスの腸内には悪玉菌が増えることが明らかになっており、腸と脳が相互に関係していることが分かります。

「現代日本人の食生活は腸内フローラにかなりダメージを与えています。保存料や添加物などの化学物質まみれの食品、油を多用した高カロリー食品、甘味や塩味ばかりを強調した食品など、胃や腸が嫌がるものばかりを食べ過ぎていませんか?さらに、昼夜逆転の生活、運動不足、ストレスまみれの日々で、現代人の消化管は悲鳴を上げています」と内藤先生。

見直すべき7つの快腸習慣で、腸内フローラを元気な状態に維持していけば、心と体の健康を保つことができるのです。

後編「教えて先生! 腸内フローラに関する素朴なギモン Q&A」はこちら。

内藤先生
<教えてくれた人>
内藤裕二(ないとう ゆうじ)先生

京都府立医科大学大学院消化器内科学准教授。胃カメラなど内視鏡検査の達人として患者さんから厚い信頼が寄せられる。胃がん撲滅のための研究や、機能性食品の有用性を科学的に分析する研究でも有名。近著に『消化管(おなか)は泣いています』『人生を変える賢い腸のつくり方』(ともにダイヤモンド社)。
この記事は『毎日が発見』2016年6月号に掲載の情報です。
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