ダイエットのためにどれだけ運動&筋トレしても、「食事」が悪ければすべてムダ...。
Twitterフォロワー数65万人(2019年1月現在)の大人気マッチョ社長、Testosterone氏による最強の食事管理法をご紹介。何をどれだけ食べればいいかが超シンプルにわかります!
※この記事は『 筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』(Testosterone/KADOKAWA)からの抜粋です。
【マクロ管理法の5ステップ-3】目的ごとに1日で摂取すべき総カロリーを計算する
第2回目のステップ2で算出した1日の消費カロリーをもとに、今度は目的に合わせて摂取すべきカロリー設定を行う。
関連記事:「5ステップで習得! シンプルで一生モノの食事管理法/最強の食べ方(2)」
〔図1-1〕目的に合わせたカロリー設定
ここで一つ注意してほしいことがある。より大きな効果を得たいと思う人は、このカロリー設定を極端に上下させ、過激なものにしようとするかもしれない。しかし、それはおすすめできない。なぜなら、増量希望の場合、設定値である20%を超えるカロリーを摂取すると、体脂肪の増加につながりやすくなるからである。反対に、カロリーを減らしすぎても筋肉が減ってしまう。だからこそ、±20%が理想であることを覚えておいてほしい。「170㎝ 、60㎏、35歳、男性、アクティブ度高め」の場合、1日の消費カロリーは2574.5kcal。小数点以下を切り捨てて計算すると、摂取すべきカロリーは図1-2のようになる。
〔図1-2〕目的別に1日に摂取すべきカロリーを計算する
※小数点以下は四捨五入して切り捨て
【マクロ管理法の5ステップ-4】目的ごとに各マクロの摂取量を割り出す
マクロ栄養素を算出するために覚えることは次の3つだけだ。
1. タンパク質は体重の数値の2倍
2. 脂質は総カロリーの25%
3. 炭水化物は総カロリーからタンパク質と脂質のカロリー数を引いたもの
先ほどの「170㎝、60㎏、35歳、男性、アクティブ度高め、1日の消費カロリーが2574kcalの人」の場合、減量を目的としたとき、1日の総カロリーは2059kcalになる。この2059kcalをベースに、1日に摂取すべきマクロ栄養素を考えてみよう。下の図2を見てほしい。
〔図2〕1日に摂取すべきマクロ栄養素の計算
まとめると、1日に摂取すべきマクロ栄養素は
・タンパク質(P)120g
・脂質(F)57g
・炭水化物(C)266g
となる。
以上が、「170㎝ 、60㎏、35歳、男性、アクティブ度高め、目標:減量の人」が1日に摂取すべきマクロ栄養素となる。
計算をより効率よく行いたい人は、先ほどご紹介した「DIET GENIUS」の中にあるマクロバランス計算ページにアクセスしてみてほしい。
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