運動だけで体形維持するには月間350km走る必要がある?/稼げる男は食事が9割(4)

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食事を変えると、集中力が上がりミスが減る。残業が無くなる。疲れにくくなり眠くならない。ストレスが無くなる。体が締まりカッコよくなる。そして仕事が楽しくなる!
体のマネジメントには、仕事と同じように「成功法則」があるのです。
書籍「稼げる男は食事が9割」で、正しい食事の知識を学んでいきましょう。

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食事こそいちばん重要な自分への投資

皆さんのなかには、ビジネスのグローバル化を踏まえて英会話を習ったり、まさに体が資本とばかりにフィットネスクラブに通って体を鍛えたり、毎朝ランニングで汗をながしたりするなどの自分への投資を怠らない方も多いと思います。

こうしたことも有効な自分への投資だといえますが、それ以上に大切な投資は"毎日の食事〟だと私は確信しています。

「運動指導でダイエットやボディメイクをする立場の人が、『運動より食事の方が大事』と言ってしまっていいのか?」と思う方もいると思います。確かに、ダイエットや体を鍛えるのに運動は大事な要素ですが、運動指導をしているからこそ、最も基本的なことは食事にあることがわかるのです。

運動10割で体型維持するには月間350㎞走る必要がある?

私の知り合いのお話をしましょう。彼は大学時代、体育会に所属していました。現役選手の時代は細く引き締まったアスリート体型という感じでしたが、社会人になって仕事が忙しいこともあり、運動量は突然全くのゼロに。さらに仕事で毎日のように接待で酒を飲まされ、休みの日も仕事のストレス発散もかねた友人との飲み会という日々を過ごしていました。そのような新卒の働き出しから、たったの2年で体重は20㎏も増加。メタボ体型となってしまいました。

久々の同窓会では、友人に顔を認識してもらえなかったことから、これではまずいとダイエットのためのランニングを始めたそうです。そうすると、みるみる体重が落ちてきて、1年かけて20 ㎏減。めでたくメタボを卒業できました。

そこまではよかったのですが、ランニングが性に合っていたのでしょう、メタボ対策だったはずなのにランニングの距離はどんどん伸びていき、今では月に350㎞も走っているそうです。

彼に言わせると、「1カ月に350㎞を下回ると、明らかに太りだすのを実感するんだ。この距離と運動量 が自分のボーダーラインだと決めていて、なんとしてでも毎月350㎞はこなさないといけない」

とはいえ、彼がランニングを継続できるのは、体型維持をするためではなく、週末に100㎞のトレイルランレースに出場するなどの当初とは異なるモチベーションを保ち、ランニング自体も楽しんでいるからです。

ですので、仮に彼が体型維持を運動だけでなんとかしようと考えているのであれば、今すぐ考えなおした方がいいと私はアドバイスをするでしょう。強迫観念にかられて350㎞走ることが義務のようになり、楽しさのかけらもないのにただ時間を食うのは無駄でしかありません。

何より、1日平均10 ㎞以上走るということがどれだけ一般的でないかはご理解いただけると思います。そんなに楽しんでランニングをしている彼も、健康やダイエットのために始めたのに、腰や膝が痛いと言っていましたし、何よりメタボは回避できても、お酒を飲む量は全く変わっていません。

彼に普段の食事の内容を聞いてみると、大学時代と同じように毎食のごはんは大盛りが当たり前、ランニングでエネルギー不足にならないように糖質の多い食事やお菓子、エネジードリンクをたくさん摂り、夜間や休みの日に走ったあとは自分へのご褒美でビールをたらふく飲むそうです。

食事で糖質の多い太るものを摂って、それを消費するためにケガをしたり、健康をそこないかねない健康レベルを超えてストイックともいえるランニングをしているというのですから、これでは本末転倒です。

糖質中心の食事を見直せば、そこまで走らなくても十分にベスト体重を保つことができますし、ランニングをする時間で仕事に役立ちスキルアップする様々な勉強ができるはずです。

次の記事「メタボは日本経済を破たんさせる!」はこちら。

森 拓郎(もり・たくろう) 

1982年生まれ。株式会社rinato 代表取締役。
フィットネストレーナー、ピラティス指導者、整体師、美容矯正師。
中京大学体育学部卒業後、地元の自動車ディーラーで営業成績トップを獲得し、その後パーソナルトレーナーになるために上京。大手フィットネスクラブの個人売上トップを獲得し、自身のスタジオを2009年にオープン。
ファッションモデルや女優など、身体を資本とした女性などを中心に、ピラティス、整体、美容矯正など足先から顔までのボディメイクを指導。メディア出演、記事監修、指導者育成なども行う。

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『稼げる男は食事が9割』

(森 拓郎/KADOKAWA)

ベストセラー『ダイエットは運動1割、食事9割』の著者が初めてビジネスマンのために書いた「稼げる男」になるための食習慣。「食事は自分への投資」という事実を理解する事からはじめる、誰でもできる食事法とは?

この記事は書籍『稼げる男は食事が9割』からの抜粋です
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