「なんだか疲れた」は年齢のせい?
たまってしまった疲労感やだるさは、自律神経の乱れが原因かもしれません。
今回は、副交感神経の働きを高める「ワンツー呼吸法」を順天堂大学教授・小林弘幸先生に教えていただきました。
就寝前に!4秒で吸って、8秒で吐くワンツー呼吸法
①両手で三角形を作って、おへそを囲むように、下向きにおなかに当てる。
三角形の頂点(人差し指)に空気を送り込むイメージで、3〜4秒かけて鼻から息を吸う。
②小さく口をすぼめる。
吸った2倍の時間をかけて息を吐き出す。
おなかの空気を出し切るように、ゆっくり6〜8秒かけて息を吐く。
①と②を5回繰り返す。
小林式アドバイス あえて「意識する時間」をつくろう!
呼吸は無意識にしているので、生活の中で意識するのは難しいことですが...。
「寝る前の3分間だけは、呼吸だけを考える時間をつくっています。どんなに忙しくても、3分間だけは呼吸に集中する習慣で、副交感神経を刺激。良い眠りにも入りやすくなります」
構成/山下 崇 取材・文/三村路子