手軽に糖質オフ! 名医と管理栄養士が教える「野菜×海藻×大豆」を使った「糖尿病予防のスープ」レシピ

進行すると、さまざまな合併症を引き起こす糖尿病。そこで、糖尿病の発症や進行を防ぐ健康術を、10人の名医が指南。食事、運動など、すぐにマネできるものばかりです! 今回はAGE 牧田クリニック 院長の牧田善二(まきた・ぜんじ)先生と管理栄養士・料理研究家の牧野直子(まきの・なおこ)さんに「糖尿病予防のスープレシピ」を教えてもらいました。

【前回】糖質オフの決め手は「野菜×海藻×大豆」名医と管理栄養士が教える「糖尿病」予防の小鉢レシピ3選

【最初から読む】血糖値を上げない工夫を! 名医が教える「糖尿病」を寄せ付けない最強の6ルール

大豆たっぷりで腹持ちの良さも魅力

「キャベツと蒸し大豆のスープ」

(野菜・大豆)

手軽に糖質オフ! 名医と管理栄養士が教える「野菜×海藻×大豆」を使った「糖尿病予防のスープ」レシピ 2110_P015_01.jpg

1人分202kcal/塩分1.5g

材料(2人分)
キャベツ...100g
ベーコン...2枚
蒸し大豆...60g
オリーブ油...小さじ2
水...1と3/4カップ
顆粒コンソメ...小さじ1
塩...少々
粗びき黒こしょう...少々
粉チーズ...大さじ1/2

作り方
(1)キャベツは1cm四方、ベーコンは幅1cmに切る。鍋にベーコン、オリーブ油を入れて弱火にかけ、ベーコンから脂が出てきたらキャベツ、蒸し大豆を加え、さっと炒め、蓋をして弱火で蒸し煮にする。

(2)キャベツがしんなりしたら、水、顆粒コンソメを加えて5分ほど煮て、塩で味を調え、粗びき黒こしょう、粉チーズを振る。

ほどよい辛味でクセになる味わい

「もずくと豆腐、チンゲン菜のスープ」

(野菜・海藻・大豆)

手軽に糖質オフ! 名医と管理栄養士が教える「野菜×海藻×大豆」を使った「糖尿病予防のスープ」レシピ 2110_P015_02.jpg

1人分50kcal/塩分2.1g

材料(2人分)
絹ごし豆腐...50g
チンゲン菜...1株
もずく...2パック
水...2カップ
鶏ガラスープの素...小さじ1
しょうゆ...小さじ1/2
ラー油...適量

作り方
(1)豆腐はさいの目に切る。チンゲン菜は、軸は棒状に、葉はざく切りにする。

(2)鍋に水、鶏ガラスープの素を入れ、豆腐、もずくを加え、煮立ったらチンゲン菜を加える。火が通ったらしょうゆで味を調え、ラー油をたらす。

低糖質で栄養も豊富忙しい朝に!

「小松菜とわかめの豚汁」

(野菜・海藻・大豆)

手軽に糖質オフ! 名医と管理栄養士が教える「野菜×海藻×大豆」を使った「糖尿病予防のスープ」レシピ 2110_P015_03.jpg

1人分158kcal/塩分1.6g

材料(2人分)
豚こま切れ肉...100g
小松菜...1株
塩蔵わかめ...10g
だし汁...2カップ
みそ...大さじ1強
七味とうがらし...少々

作り方
(1)豚肉は食べやすい大きさに切る。小松菜はざく切り、塩蔵わかめは水で戻して食べやすく切る。

(2)鍋にだし汁を温め煮立ったら、小松菜、わかめを加える。さらに煮立ったら、豚肉を少しずつ加えて火を通し、みそを入れ、味を調える。器に盛り、七味とうがらしを振る。

取材・文/オフィス・エム(寳田真由美) 撮影/米山典子 スタイリング/片野坂圭子 栄養計算/スタジオ食
 

<教えてくれた人>
AGE 牧田クリニック 院長
牧田善二(まきた・ぜんじ)先生

医学博士、糖尿病専門医。北海道大学医学部卒業。米国ロックフェラー大学研究員、久留米大学医学部教授などを経て2003年、開院。ベストセラーの『医者が教える食事術』(ダイヤモンド社)他、著書多数。

 

管理栄養士・料理研究家
牧野直子(まきの・なおこ)さん
「スタジオ食」主宰。メディアをはじめ、料理教室、講習会、栄養指導など幅広く活動。『ラクに作れて、しっかりやせる!糖質オフのレンチンレシピ』(新星出版社、牧田先生著、牧野さん料理)の他、著書など多数。

shoei.jpg

『医者が教えるあなたの健康が決まる小さな習慣』

(牧田善二/KADOKAWA)

1,540円(税込)

免疫力を高めるサラダや不調のときの自己診断法、人間ドックに追加したい検査など、最新の医学研究に裏付けされた、健康と体調を保つための新習慣が詰まった一冊。

この記事は『毎日が発見』2021年10月号に掲載の情報です。
PAGE TOP