糖質オフの決め手は「野菜×海藻×大豆」名医と管理栄養士が教える「糖尿病」予防の小鉢レシピ3選

進行すると、さまざまな合併症を引き起こす糖尿病。そこで、糖尿病の発症や進行を防ぐ健康術を、10人の名医が指南。食事、運動など、すぐにマネできるものばかりです! 今回はAGE 牧田クリニック 院長の牧田善二(まきた・ぜんじ)先生と管理栄養士・料理研究家の牧野直子(まきの・なおこ)さんに「手軽に作れる低糖質小鉢レシピ」を教えてもらいました。

【前回】「野菜×海藻×大豆」で手軽に糖質オフ! 糖尿病予防の最強おかず4選/糖尿病を防ぐ生活習慣

【最初から読む】血糖値を上げない工夫を! 名医が教える「糖尿病」を寄せ付けない最強の6ルール

糖質オフの決め手は「野菜×海藻×大豆」名医と管理栄養士が教える「糖尿病」予防の小鉢レシピ3選 2110_P014_01.jpg(写真左から)

きな粉の風味が味のアクセントに

「ブロッコリーとひじきの白和え」

(野菜・海藻・大豆)

1人分80kcal/塩分1.0g

材料(2人分)
ブロッコリー...100g
ひじき(水で戻す)...5g
木綿豆腐(水切りする)...大1/4丁
きな粉...大さじ1
しょうゆ...小さじ1
砂糖...小さじ1
塩...少々

作り方
(1)ブロッコリーは小房に分け、塩(分量外)を加えた湯でゆでる。ゆで上がる1分前にひじきを加えて一緒にゆで、ざるに上げる。

(2) 豆腐を泡だて器などで潰し、きな粉、しょうゆ、砂糖、塩を加え混ぜる。

(3)(2) にブロッコリーとひじきを加えて和える。

納豆とめかぶで調味料いらずの一品

「納豆、めかぶ、貝割菜の辛子和え」

(野菜・海藻・大豆)

1人分90kcal/塩分1.1g

材料(2人分)
納豆...2パック
めかぶ(味付き)...2パック
貝割菜...1/4束

作り方
(1)納豆に添付のタレと辛子を加える。貝割菜は食べやすく切る。
(2)(1) と、めかぶを和える。

塩昆布で和えるだけ 満足感ある副菜に

「ブロッコリースプラウトと大根、塩昆布のサラダ」

(野菜・海藻)

1人分37kcal/塩分0.4g

材料(2人分)
ブロッコリースプラウト...1パック
大根...4cm(120g)
塩昆布...4g
ごま油...小さじ1

作り方
(1)ブロッコリースプラウトは食べやすく切る。大根はせん切りにする。

(2)(1) に塩昆布を加えて和え、なじんだらごま油を加えてさらに和える。

取材・文/オフィス・エム(寳田真由美) 撮影/米山典子 スタイリング/片野坂圭子 栄養計算/スタジオ食
 

<教えてくれた人>
AGE 牧田クリニック 院長
牧田善二(まきた・ぜんじ)先生

医学博士、糖尿病専門医。北海道大学医学部卒業。米国ロックフェラー大学研究員、久留米大学医学部教授などを経て2003年、開院。ベストセラーの『医者が教える食事術』(ダイヤモンド社)他、著書多数。

 

管理栄養士・料理研究家
牧野直子(まきの・なおこ)さん
「スタジオ食」主宰。メディアをはじめ、料理教室、講習会、栄養指導など幅広く活動。『ラクに作れて、しっかりやせる!糖質オフのレンチンレシピ』(新星出版社、牧田先生著、牧野さん料理)の他、著書など多数。

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『医者が教えるあなたの健康が決まる小さな習慣』

(牧田善二/KADOKAWA)

1,540円(税込)

免疫力を高めるサラダや不調のときの自己診断法、人間ドックに追加したい検査など、最新の医学研究に裏付けされた、健康と体調を保つための新習慣が詰まった一冊。

この記事は『毎日が発見』2021年10月号に掲載の情報です。
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