歩きながら「心を掃除できる」習慣とは?/反応しない練習

pixta_31127233_S.jpg誰かの言葉にすぐ反応。SNS、ツイッター、ネット記事に常に反応......毎日、ムダな「反応」をしていませんか? すべての「苦しみ」は、自分が「反応する」ことから始まっています。それを理解することが、悩みを解決する第一歩です。
本書『反応しない練習』で、ブッダの超・合理的な考え方を学び、あなたも"反応しない練習"を始めてみましょう。

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前の記事「「妄想」は人間が最も得意で一日中行っている煩悩/反応しない練習(11)」はこちら。

歩きながら「心を掃除できる」習慣

「カラダの感覚を意識する」という発想さえあれば、スポーツでも、ヨガでも、山登りでも、ラジオ体操でも、「カラダを使う」ことなら、なんでも活用できます。

お勧めしたいのは、自宅から職場への行き帰りの「道の途中」や「電車の中」です。

歩いているときは、「右、左」とアタマの中で言葉で確認しながら、足裏の感覚を感じ取るようにします。電車の中で立っているときには、鼻先を出入りする空気の感覚や、お腹のふくらみ・縮みの感覚を、「吸っている、吐いている」と、言葉を使いながら感じ取るようにします。

今は「歩きスマホ」が問題になっていますが、正直あれは「テキトーに反応している」だけなので、「つい反応」「つい妄想」という心のクセを強化してしまうはずです。「テキトーな反応」だけだと、ぼんやり感や虚(むな)しさが増えていくのではないでしょうか。

もしあなたが、これ以上悩みを増やしたくない、充実感を大事にしたいと願うなら、テキトーな反応、妄想を減らすことです。そのために「カラダの感覚を意識する」ことを習慣にしてください。悩みはいつも「心の内側」に生じます。だから、悩みを抜けるには、「心の外」にあるカラダの感覚に意識を向けることがベストの方法なのです。

これを何か月か、続けてみてください。

アタマがかなりクリアに、シャープに、そして心がすっきりと軽くなっていることに気づいて、うれしくなるはずです。

 

次の記事「自分の心を観察するだけでモヤモヤは晴れる/反応しない練習(13)」はこちら。

草薙 龍瞬(くさなぎ・りゅうしゅん)

僧侶、興道の里代表。1969年、奈良県生まれ。中学中退後、16歳で家出・上京。放浪ののち、大検(高認)を経て東大法学部卒業。現在、インドで仏教徒とともに社会改善NGOと幼稚園を運営するほか、日本では宗派に属さず、実用的な仏教の「本質」を、仕事や人間関係、生き方全般にわたって伝える活動をしている。著書に『悩んで動けない人が一歩踏み出せる方法』(WAVE出版)、『独学でも東大に行けた超合理的勉強法』(サンマーク出版)、『消したくても消えない「雑念」がスーッと消える本』(大和出版)がある。

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『反応しない練習』
草薙龍瞬/ KADOKAWA)

すべての「苦しみ」は、自分が「反応する」ことから始まっています。それを理解することが、悩みを解決する第一歩です。その事実と、具体的な方法論を教えてくれるのは、2500年前の悟った人、ブッダ(原始仏教)。本書では、原始仏典を紐解きながら、現代人の人生に活かせる合理的な考え方を紹介します。

関連データ

『反応しない練習』

 

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