S字フックやカラーテープなど身近な「100円グッズ」でできる! 高齢者に安心な住まいづくり

自宅の廊下でつまずいた、階段を踏み外したなんて経験はありませんか? 体力が低下したり視界が狭くなったりすると、家の中の思わぬところでケガをしてしまいます。また、在宅で介護を受ける方にとっても介護をする方にとっても、体の状態に応じた住環境づくりは大切です。

前の記事「数cmの段差や玄関マット、らせん階段に要注意!ちょっとの工夫で高齢者も安心な住まいに(1)」はこちら。

 

福祉用具専門相談員で福祉住環境コーディネーターの山上智史さんは、福祉用具専門相談員として日々業務に当たりながら、100円グッズを活用した環境づくりにも尽力しています。下記を参考に安全な住まいを目指しましょう。

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◆「100円グッズ」でできる! 安心な住まいづくり

【サインプレート】

1902p091_02.jpg認知症の方は視覚に訴える案内板を認識しやすい傾向にあります。トイレ、風呂などの目印を付けてみましょう。

 

【S字フック】
1902p091_01.jpg玄関ではつえかけにしたり、ベッド脇では点滴袋を吊り下げたりと、介護では使い勝手がいいアイテムの一つ。

 

【カラーテープ】
1902p091_05.jpgつまずきやすい部屋の入り口や、視認しづらい色の段差には、カラーテープを貼って段差に気付きやすくします。

 

【スイッチカバー】
1902p091_03.jpg押しにくい小さなスイッチは、大きなスイッチカバーを取り付けるだけで、押しやすくなるのでおすすめです。

 

【蛍光コード&シール】
1902p091_07.jpg電気のスイッチに蛍光のひも(左)やシール(右)を付ければ、暗くても電気スイッチの場所が見つけやすくなります。

 

【滑り止めネット】
1902p091_06.jpg玄関マット、テーブルクロスなど滑りやすいものは、滑り止めネットを。滑りにくくして転倒を予防しましょう。

 

【クッションテープ】
1902p091_04.jpgテーブルの角など家具に付ければ、転倒して体をぶつけてもクッション代わりになり、大ケガを防いでくれます。

※上記100 円グッズは編集部が都内の100 円均一ショップで購入したものです。類似の商品は大手100 円均一ショップで購入できますが、時期や店舗によりラインアップは異なります。

 

次の記事「高齢者の「できない」は住環境が原因かも⁉ 少しの工夫と福祉用具で身体の機能を改善(3)」はこちら。

取材・文/中沢文子

 

<教えてくれた人>
山上智史(やまうえ・さとし)さん

福祉用具貸与事業所「K-WORKER」の福祉用具部部長。福祉住環境コーディネーター2級、介護福祉士の資格も持つ。“在宅高齢者の自立支援・介助者負担の軽減を目的とした環境づくり”を目指し活動。

この記事は『毎日が発見』2019年2月号に掲載の情報です。

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