健康的なアイデアレシピで人気の料理研究家・村上祥子さん。ご主人が亡くなり、お子様が巣立ち、現在、ひとり暮らしです。服や家具などを整理し、持ち過ぎないで快適な毎日を過ごしています。
「"こうであらねばならない"ということはないですね。試行錯誤をしてみるのが大事です」という村上さんの暮らしの空間をのぞいてみました。
前の記事:「料理研究家・村上祥子さんがたどり着いた"自分らしい"衣食住【食編】「"ちゃんと食べて ちゃんと生きる"が基本です」」はこちら。
自分の歴史とともに空間も変化する
お子さんが一緒に暮らしていたときにリビングとして利用していた部屋は、その後書庫となり、いまでは仕事用の書斎になっています。ライフスタイルが変化したら、その都度、使いやすくするために模様替えをし、少しでも快適な空間づくりをしてきました。そんな村上さんの空間づくりのコツとは?
【村上流空間づくり3カ条】
1.家具や棚を自分サイズに
いまの自分に必要な物が収まる家具や棚、テーブルにチェンジしていきます。
食器はこれで全て。お気に入りだけを残し、飾り棚を兼ねた食器棚として見せる収納。一目瞭然で使いやすい。
2.思い出の品を飾る
写真や大切な人との思い出の品は、見えるところにあると心を和ませてくれます。
壁に飾られているのは、娘さんが小学生の時に作った人形。写真も何点か、さりげなく貼られている。
3.病院の連絡先を貼る
かかりつけの病院など緊急連絡先を壁に貼り、誰でも分かるようにしておきます。
玄関近くの壁にはかかりつけの病院など、緊急時の連絡先が貼られている。とっさのときにも慌てないために。