<この体験記を書いた人>
ペンネーム:masako
性別:女
年齢:53
プロフィール:53歳の主婦です。56歳の夫と2人暮らしです。リアルで会いたがるTwitterのフォロワーさんに困っています。
53歳の主婦です。
子供はおらず、56歳の夫と2人暮らしです。
Twitterで2カ月ほど前に知り合ったAさんに困っています。
Aさんは自称40歳の、独身のフリーターです。
共通の趣味があることからフォローし合い、言葉を交わすようになりました。
最初は趣味の話しかしていなかったのですが、やりとりするうちに、いつしかAさんはプライベートの相談も持ちかけてくるようになりました。
Aさんいわく、「職場は20歳近く年下の若い子か、60歳以上の年配者しかいないため、どちらの仲間にも入れない」そうです。
また「同じ年頃の友人は、子育て中かもしくはバリバリに仕事をしており、疎遠になってしまった」と言います。
さらに、「同居の両親は、顔を合わすと、結婚、結婚と煩いので、距離を置いている」とのことです。
くわえて、異性と話すのが苦手なため、おつきあいしている男性も、男友達もいないとのこと。
ゆえに、どこにも味方はおらず、孤独感を深めているようでした。
本当に本人のものかはわかりませんが、Twitterのダイレクトメールで送られてきた写真を見る限り、Aさんはけっして容姿の悪い女性ではありません。
むしろ、美人の部類に入ると思います。
少しでも慰めになればと思いそれを伝えたところ、Aさんは「生きていく希望が沸いてきた」と大変に喜んでくれました。
それを見て、私もいいことをしたような気分になり、励まし続けてきました。
すると、Aさんは1日に何度もダイレクトメールをしてきては、職場や家の愚痴をこぼすようになりました。
一度心を許すと、依存してしまうタイプなのでしょう。
私もAさんばかりに構ってはいられませんし、日に何度も、一方的に愚痴の相手をさせられるのも気が滅入ります。
正直なところ、私はAさんとのおつきあいが、負担になってきました。
Aさんがリアルの世界で孤独なのは、こういった依存度の高さが理由なのかもしれません。
距離を置きたい私とは反対に、Aさんはもっと距離を詰めたいようで、「直接に会って話がしたい」と言ってきました。
Twitterが大好きな私ですが、もともとSNSで知り合った人とリアルで会うのは、抵抗があります。
ましてや、Aさんには絶対に会いたくありません。
Aさんのように依存度の高い人は、一度でも顔を合わせれば、もっともっと寄りかかってくるに違いありませんから。
ですので、やんわりと断っているのですが、まったく通じず、今日も「会って話がしたいなぁ」などと、ダイレクトメールを送ってきます。
会うどころか、これ以上深い付き合いもしたくないのですが、あまり急に冷たくすると思い詰めてしまいそうで、どうしていいのかわからず困っています。
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