どんなに頑張って売り上げを伸ばしても「景気が良いから」だと!? もう頑張るのやーめた!

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ちーさん
性別:女
年齢:62
プロフィール:現在は60歳の主人と二人暮らし。一人息子は結婚して同じ市内に住んでいます。

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観光業に携わる会社に勤めて32年経ちました。

従業員が数名しかいない小さな会社なのですが、観光業の他に製造業も行っています。

田舎街の小さな会社ではこのようなことはよくあり、年間を通して売り上げのバランスを保っています。

観光業として、うちは小さな宿泊施設を経営しています。

施設は簡易宿泊所といった感じです。

20年程前から、宿への集客方法、宿泊の予約方法は、電話からインターネットに変わってきました。

当時、田舎ではインターネットができる人が少なかったので、私は四苦八苦してパソコンを覚え、大手の旅行サイトに登録をして宿泊施設の詳細、画像などを載せました。

小さな会社では、人件費の関係上、ネットの管理だけではなく、空いた時間ではフロント業務や掃除なども行わなければなりません。

要するに施設の管理とネットの管理、両方を行わなければならないのです。

「ネットで集客をするためにはどうしたら良いのか?」

常にそんなことを考えていました。

ですが、会社の人はのん気なものでした。

「旅行サイトに登録したからそれでいいんじゃない」

相談して返ってきた返事はそれだけ。

最初はそれで良かったのですが、旅行サイトに登録をする施設が増えてくると、当然ですが競争が激しくなり、売り上げは減ってきます。

どのようにしたらネットで集客ができるのか...私は本を読んで勉強をしました。

本には、ブログ、Facebook、TwitterなどSNSを活用した方が良いと書いてあったので、全部開設をして始めてみました。

空いた時間にブログを書いて、FacebookとTwitterに連動させて、地域の情報や施設の情報を発信していきます。

ブログを始めて1年半ぐらいしてから感じたことは、他所の宿泊施設にお客様がいないときでも、「うちの施設には入ってる!」ということです。

ブログを始めたのは2009年頃で、2017年まで右肩上がりで売り上げは増えました。

これはネットの効果だったと思います。

ただ、私は頑張れば頑張るだけ、さまざまな業務が増えていき、忙しさでクタクタになってしまいました。

さらに堪えたのが、一緒に働く人たちが、ブログやSNSをやることへの理解が腹が立つほど全くないことです。

大手旅行サイトに登録をするだけで売り上げを伸ばすことができたら、こんな楽なことはないと思うのですが。

2017年、58歳になった私は、会社のブログに力をいれなくなり、宿泊施設の売り上げは少しずつ下がっていきました。

これを、一緒に働く人たちは景気が悪いからだと言っていました。

会社や自宅で一生懸命ネットを頑張り、売り上げを伸ばす努力をしていましたが、それだけが理由でしょうか?

実際に売り上げが上がっても、私の気持ちが萎えてネットに力を入れるのを止めて売り上げが下がっても、景気が良いとか悪いとかで判断をされてしまうのです。

こんなむくわれない状態、とても理不尽だと感じました。

給料が上がることもないのです。

高齢化が進んだ田舎の小さな街では、今でもこのようなことはあります。

インターネットを理解してくれない人々の中、私は会社のためではなく、自分個人用のブログを立ち上げて、頑張るようになりました。

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