こんにちは。認知症で要介護4のお義母さん(姑)とリウマチと骨粗鬆症で要介護5のおばさん(姑の妹)の在宅介護を経験した嫁のバニラファッジです。
今回のお話は、前回のおばさんが初めて介護保険認定調査を受けることになった時のお話の続編です。
前回のエピソード:え!一人で起きられなかったの!?介護保険の訪問調査で知った事実
電動ベッドを使っても、1人では起床できないおばさんの事実を知り驚いていると、さらに...
両膝が深く曲がらないおばさんが湯船につかると、自力で立ち上がることができません。
なので、頼まれた時は入浴を手伝っていましたが、頼まれない時はシャワーですませていると思っていました。
息子家族は母屋で生活し、中庭をはさんで姑姉妹は離れで生活しています。
トイレもお風呂も台所もそれぞれにある、完全2世帯住居のため、「困った時は、呼んでください。」というつかず離れずの関係でいました。
入浴に関しては、時々手伝うことはありましたが、「いつもはシャワーだから大丈夫。」と言われてそう信じていました。
おばさんは特に体臭もなく、生理用ナプキンを使って下着が汚れないように気をつかっていたようです。
しかし、おばさんの不自由な生活は結構深刻なんだと初めて気づきました。そして調査員の方が帰った後...
おばさんがどこまで本音なのかわかりませんが、完全同居を断られて、内心ほっとしたのも事実です。朝から晩まで嫁と姑が一緒に居て、「気が利かない嫁だ」と、早々にバレるより困った時だけ呼ばれて「ありがとう」を言われた方がよほどいい。
結局、この時のおばさんの介護認定は「要介護1」でした。認知症がなく、自分の考えをきちんと伝えることができることや、自立歩行ができることなどが考慮された結果のようです。
我が家が本格的に介護保険を利用するようになるのは、もっと先のことでした。
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