姑からの衝撃の電話。ついに明かされた彼女の腹の内/かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。現在は夫婦二人と4ニャンとで暮らしています。 今から36年以上前の、結婚当初のことを思い出しながら書いています。

姑からの衝撃の電話。ついに明かされた彼女の腹の内/かづ pixta_54625376_S.jpg

前回の記事:誰でもいいから嫁に説教してくれ...懲りない夫の「驚きの次の手」

毎週末に義実家へ行く習慣は続いていたものの

平日に突然我が家へやって来る事は無くなった姑。

義伯父宅で自分だけ追い返されたあと

話がどうなったのか息子である夫に聞いていない訳はない。

息子がこの嫁と離婚したら自分まで兄から絶縁されると聞き、

ショックが大きかったに違いないと私は思った。


例の義伯父宅の一件から3カ月ほど経ったある日、姑から電話が来た。

姑「息子と離婚してくれへん?」

私「えっ?離婚ですか?」

姑「そう!離婚!そろそろ出て行って欲しいんやけど!」

突然離婚して出て行けとは...


私「なんでそんな事言われんのですか?」

姑「息子にはな!もう次に来てくれる人がおんねん!!」

私「はぁ???」

姑「そやからあんたが早よ出て行ってくれたら
 息子はその人と一緒になって孫も育てるんや!
 あんたさえ出て行ってくれたら丸く収まるねん!」


次に来てくれる人がいる??

夫には愛人でもいたのか??


私「誰ですか?それ?」

姑「あんたも知っとるやろ?Fさんや!」

Fさんとは夫と結婚する前に2度ほど会った事がある。

美人でスタイルが良く

聞く所によると

某百貨店に入っている高級ブランド店の店長をしていて

ご実家は酒屋だと言う。

Fさんは夫と同じ大学の同級生で

当時男2人女1人での遊び仲間だったらしい。

大学卒業後にFさんと友人は結婚したが

数年後に離婚している。

子供はいない。


会話の感じからして

夫もこのFさんを好きだったようだ。

しかし、高嶺の花と言うかFさんが姐御肌と言うか

夫はFさんから見れば弟分なんだろうなという感じだった。


初めてFさんに会った時に

F「はじめまして♪
 わぁ!なんだか私この子の事好きになれそうよ!」

と言ってくれて

F「Y君!本当におめでとう!
 Y君が結婚やなんて私も嬉しいわ!」

ととても喜んでくれ

F「かづちゃん、お友達になりましょうね♪」

とも言ってくれた。


私は当時19歳だったので

30歳の二人の会話を聞きながら

Fさんを大人な人だなぁとある意味憧れの目で見ていた。


それほど凛として綺麗な人だった。


けれども結婚前に2度会っただけで、

結婚式に呼ぶ事もなかった。

私はそれっきりFさんとは会っていなかったし

夫からもFさんの話を聞く事もなかった。


私の知らない所で夫はFさんと付き合う事になっていたのか?


姑が続ける。

姑「火曜の夜にFさんが来てくれて泊まって行くんや!
 それも5~6回できかんくらい来てくれてる!
 ご実家が古くからの大きい酒屋さんでね~
 日本酒も洋酒も取り寄せてまで扱ってて~」


要するに

以前から百貨店に買い物に行って

息子から聞いていたFさんの店に顔を出していたらしい。


義伯父宅の一件後

百貨店に行った姑はFさんのご実家が酒屋だと思い出し

数万円もする洋酒やワインを何本もFさんに注文した。

「こんな良いお酒を夫婦だけで飲むのももったいないから
 良かったらあなたが家まで持って来て?
 そして一緒に飲みましょう。」

となったらしい。


Fさんとしては1回の購入で十数万円にもなるので

実家の酒屋の上得意になるとでも思ったのか

百貨店の休みの日に義実家宅まで酒を持って来てくれていたのだ。

そして最初の1~2回はその日のうちに帰ったものの

2回に1回は泊まるようになったらしい。


姑「Fさんなら息子にとっていいお嫁さんになるわ~
 私とも気が合って、本当にいいお嫁さんになると思うんよ~
 だからサッサとあんたが出て行ってくれたら
 みーんな丸く収まるねん!」

私は夫と相談しますと言って電話を切り

すぐに夫に電話を掛け

姑に言われた事をそのまま話した。


すると夫は

夫「そんな話し真に受けんなよ!
 こっちは仕事しとんのや!」

と言って電話を切った。


Fさんと夫の間に何かが有ろうが無かろうが

もやもやしたままでおく訳には行かず

有ったら有ったで次の手を考えなければならない。


かと言って

当時は携帯電話も無くまた車の免許も持っておらず

興信所を使うことが出来るほどのお金も無い。


当時夫の帰宅は22時頃だった。


20時を過ぎた頃

夫の住所録に書かれてあったFさんの電話番号を回した。


続く

【次の記事】姑がたくらむ「息子夫婦の離婚計画」。姑がいう「夫の再婚相手」に電話した結果は...!?/かづ
【最初から読む】アッシー・メッシー・貢君だった彼が突然父に結婚の挨拶! 夫との馴れ初め/かづ

【まとめ読み】凄絶な嫁イビリに夫との対立...かづさんの記事一覧

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP