家計を直撃!脳梗塞発症後何もしなかった夫が洗濯に目覚めた結果...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:向日葵
性別:女
年齢:51
プロフィール:12歳から23歳の3人の子ども&脳梗塞の夫と暮らす、ワーキングマザーです。

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7年前に脳梗塞で倒れ、右半身まひと言語障害がある55歳の夫。家でコタツに座りテレビやパソコンの動画を見る以外、何もしなかった夫が、どういう心境の変化か、ある日突然洗濯に目覚めました。24歳の娘の車に乗せてもらい近所のホームセンターに洗剤を買いに行き、毎日洗濯機を回す日々。やる気を出してくれたのはとてもうれしいけれど、正直言うと困ったことも......。

まず、1日何回も洗濯機を回します。2回は当たり前、3回も珍しくありません。汚れものがあるのなら、別に洗濯をするのはいいのです。でも、夫の場合、普段の汚れもののほかに、タンスの中に畳んであるキレイな服や、衣装ケースの中にしまってある季節外れの服を引っ張り出して洗うのです。「まだ衣替えでもないのに、衣装ケースの服まで洗わなくてもいいんじゃない?」と、私が言えば夫は「湿気がたまってカビそうだから洗うんだ」と反論してきます。

確かに、少しはしけっているかもしれませんが、防カビ材や防虫剤もきちんと入れてあるし、今まで衣装ケースの中の服がカビてしまったことなどありません。反論したいけれど、ここで反論すれば夫が怒りだすことは目に見えています。なにより、たとえ洗濯であっても、自分から家事をやろうとしてくれているその気持ちを挫くようなことはしたくはありませんでした。

ですが、洗濯する回数が増えれば、単純に洗剤の使用量が増えます。洗濯回数が3倍になれば洗剤も3倍必要になり、水の使用量も3倍になります。今まで洗濯洗剤は私が近所の薬局で、安売りの購入ポイントが倍になる日をねらって買いに行っていました。数十円、数百円単位の節約ですが、この節約の積み重ねがモノをいいます。しかし、夫の洗剤の買い方は豪快で、とにかく量の多い洗剤を大量に買ってきます。ついでにトイレットペーパーやティシュペーパーなども3つくらいまとめ買いしてきます。つまり、一度の買い物が大量に高額になるわけです。

そしてその結果、毎月の洗剤購入費と水道料が跳ね上がり、家計を直撃しました。我が家は、夫が働けないため私が夜勤の仕事をして家計をささえていますが、悲しいかな、どうにか生活をしていける程度の収入しかありません。そのため、洗剤購入費や水道料のアップでも家計に深刻なダメージが来てしまいます。どうにか洗濯の回数を減らす方向に持っていけないか考えて夫に、「洗濯は干すのが腰に来ない? 台所の洗い物をしてくれると助かるけど」とそれとなく話を振ってみたところ、「台所の洗い物は手を切りそうだから駄目だ」との返事が。なるほど、と思いました。夫は右手がマヒしているので、力加減がうまくいかずにコップやお皿を洗うときに割ってしまい手を切りそうで怖いのでしょう。洗濯なら、洗剤を入れてスイッチを押すだけなので、手を切ったりする心配がないので、洗濯を選んだのでしょう。

それにしても、洗剤の購入費と水道料金を抑えたいのが本音です。「洗濯の回数、1日に1回にしようよ」と言いたいけど、言えない。夫のやる気アップを嬉しく思う反面、「これは困った......」と、頭を抱える私です。

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