大音響のTV、大声の会話...耳の遠い父が心配/しまえもん

 娘二人はそれぞれ大学生で一人暮らしになり、マイペースなだんなと夫婦だけの生活になったしまえもんです。

【前回】 「母ちゃんには苦労させたから」亡き母へ、父の気持ち

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私の父は今年84歳になります。

農作業をして、食事や洗濯などの身の回りのことも

自分でこなし、元気で過ごしていますが

耳の方がどんどん聞こえづらくなってきているようです。

年々、実家に行くたびにテレビの音量が上がっていくのです。

一緒に見ていると音の大きさにこちらの方が

具合が悪くなってきます。

会話する時も大声で話さないと伝わらないので

声を張り上げたり、

聞こえないところは適当に解釈するようで

会話が噛み合ってない時も多いので、

少し疲れます。

人によって声の高い低いもあって、聴きづらい人や聴きやすい人もいるようです。

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私の自宅で薪ストーブを使っているので

春に実家から果樹の剪定で出た枝をいつももらっているのですが

だんなと取りに行った時のことです。

ある程度薪にする分を確保できそうなので

そのあと出る枝に関してはどうするのか父がだんなに尋ねました。

だんなは「いただきたい」としっかり答えていたのですが

いつもニコニコしていて、低い通りづらい声のせいか

あとで父と二人になった時に

「だんなくんは薪はいらないのか? 欲しくないのに無理してないか?」

と言われてしまいました。

父にはだんなの言葉が全く聞こえていなかったようで、

ニコニコして曖昧に流されたと感じたようです。

「それは違うし、しっかり欲しいと言っていたよ」と

声を大にして何度も答えたのですが、私の言葉もどのくらい通じているのかと

怖くなりました。

もしかしたら、病気では...!?

聞こえなくなることでより進むかもしれない。

そうなったらどうしたらいいのか...

そんなことを考えながら、家に帰りました。

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それからしばらくして実家に行くと

父は今年の免許更新の時に 認知機能検査をして

それに合格するか心配だったが

クリアしたと喜んでいました。

とりあえずまだ心配した病気は大丈夫なようでちょっと安心しましたが、

実家に帰った時は何か変化がないかよくみるようにしようと思いました。

 

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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しまえもん

ブログ「しまえもんの日々」を運営するアラフィフ主婦。大学生の長女が一人暮らしとなり、マイペースなだんなと高校生の次女、1匹の猫と暮らしています。

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