「母ちゃんには苦労させたから」亡き母へ、父の気持ち /しまえもん

娘二人はそれぞれ大学生で一人暮らしになり、マイペースなだんなと夫婦だけの生活になったしまえもんです。

【前回】親心を知ってか知らでか...荷物を送ってもそっけない娘たち

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私の母は病気で9年ほど前に亡くなりました。

とても我慢強い人で、結構しんどかったと思うのですが、病院にかかった時はかなり進行している状態でした。

母は我が道を行く父に振り回され、愚痴を言いながらもしたがっているような人でした。

あまりお金のない父のところへ嫁いできて、父と二人で苦労しながら、私と妹を育ててくれたと思います。

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亡くなった時、父は苦労した母に報いたいとお金をかけて、ボロボロだったお墓を綺麗に整備したり、古くて崩れそうな仏壇を立派なものに新調したりしました。

「母ちゃん、苦労したからこれくらいやってやりたいんだ」

正直母がそれを喜んでいるとは思えなくて、そんなにお金をかけなくてもと思っていましたが、父の気が済むならと反対はしませんでした。

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そして、母の三回忌までは普通に行ったのですが、七回忌はコロナ禍真っ最中。

檀家になっているお寺の方に相談すると、今はやめたほうがいいと言われてその時は断念しました。

それでもようやく昨年コロナが5類になり、遅くなったけど、七回忌を今年はやろうかどうしようかと、命日の2カ月ほど前に父に相談されました。

私としては無理にやらなくてもいいが、父がどうしてもやりたいなら従うよと答えました。

妹も同意見です。

父としては大げさにやるのではなく、実家近くにいる父の兄弟と母の兄弟、私とお寺のお坊さんを呼んでお経をあげてもらい、ちょっと呑みながら母の思い出話をできたらと考えていたらしいです。

(妹は遠いので呼ばなくてもいいと)

その後、命日近くになっても父が何も言ってこないので、諦めたのかなと思っていましたが、実家に帰った時に父の話では、母の弟に相談したら、「そんな見栄を張らなくてもいいんじゃないか」というようなことを言われたらしく、それを聞いた父はプシュッとやる気が無くなったらしいのです。

父にとっては見栄とかじゃなく、苦労した母に少しでも何かやってあげたい気持ちだと思うけど、周りから見るとそう見えるのかとちょっと寂しくなりました。

でも父が「母に報いたい」と言うたびに、そういう小まめな気遣いをもっと生前にしてあげていればよかったのにと思うのも事実です。
口には出しませんが。

とりあえず、母が喜んでいるかは分からないけど、何かやることで父の気が済むなら、私が文句を言うことではないなとは思っているのです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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しまえもん

ブログ「しまえもんの日々」を運営するアラフィフ主婦。大学生の長女が一人暮らしとなり、マイペースなだんなと高校生の次女、1匹の猫と暮らしています。

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