コロナ禍で長引く老人ホームの面会制限。刺激のない日々に認知症母の調子は悪くなる一方で.../ワフウフ

みなさんこんにちは! ワフウフです。

認知症になった母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんとふたりでしています。

【前回】コロナ禍で制限の多い老人ホーム生活。認知症の母の的確なツッコミに思わず笑いが...

認知症が発覚した当初母は、父・たんたんとふたりで自宅で暮らしていたのですが、父の精神的・経済的DVから逃れるため、2019年4月に介護付有料老人ホームへ入居しました。

入居した翌年、コロナウィルスによるパンデミックが起こり、母のいる老人ホームも面会禁止となりました。

母は糖尿病の治療のため外部へ通院していたため、数カ月に1度は通院の付添いで会うことが出来ましたが、会うたびに母の足はどんどん衰えて行っているのが目に見えてわかりました。

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面会はできなくても母はまだなんとか携帯電話を使えるので、毎日電話で話すようにはしていました。

しかし、電話では面会よりもどうしても刺激が少ないのか...日に日に母の調子は落ちていきました。

妄想の話を繰り返し訴えてきて不穏な状態のことが増えました。

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また、電話でのやり取りだと相手の表情や手振り身振りを見ることが出来ないからか、「言葉」が理解出来ないようで、頓珍漢な返事をすることも増えて行きました。

病院でも、例えば「体重を計って!」と言っても、体重計の前でぼんやりと立ったままです。

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「靴を脱いで」「ここの上に立って」と具体的に言ってあげないと、「体重を計る」のに何をすれば良いのか分からなくなってしまったくらい、言葉があやふやになってしまったのです。

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パンデミックが長引くにつれ世間でも問題とされましたが、コロナウィルスから身を守るためとはいえどう考えても高齢者である母のQOLは下がってしまっていました。

確かに母は持病の糖尿病がある高齢者で、コロナウィルス感染のリスクは高いです。

ですが、色々な考えの方がいらっしゃるとは思いますが、ワフウフとしては高齢者が残り少ない人生をただ生きているだけで良しとするのもどうなのだろうという気持ちでいっぱいでした。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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ワフウフ

アラフィフの主婦。昭和を引きずる夫、大学生の長男、高校生の長女の四人家族。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに忘備録としてAmebaでブログを始める。電車で1時間半強かかる場所に住む実母の生活のフォローに姉とふたりで四苦八苦する毎日を、イラストと笑いと毒をほんのり混ぜながらブログに綴る。

ワフウフさんのブログ:「アルツフルデイズ」

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