父の「精神的・経済的DV」がやっと認められた...父に奪われずに済んだ母の「コロナ給付金」/ワフウフ

みなさんこんにちは! ワフウフです。

認知症になった母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんとふたりでしています。

【前回】DV夫から逃げて老人ホームに入った認知症母。このままでは「コロナ給付金」が受け取れない!?

2017年に認知症が発覚した当初、父・たんたんとふたりで自宅で暮らしていた母は、父の長年の精神的・経済的DVから逃れて2019年に介護付有料老人ホームへ入居しました。

入居した翌年、コロナウイルスが流行し世界中が混乱状態になりました。

そしてそんな中、日本の政府は国民1人あたり10万円の給付金支給を発表しました。

しかし、その支給は一括して世帯主に振り込まれるというのです。

父から逃れるために老人ホームに入居し、住民票を移していない母の給付金は父に振り込まれ、父のものにされてしまいます。

そこで、まだ自宅に住んでいた時に母のことに関して相談に乗っていただいていた地域包括支援センターの担当の方に連絡をしてみました。

地域包括支援センターとあーちゃんの自宅のある地域の区役所とのやり取りの記録が残っているということで、その区役所から、老人ホームのある地域の区役所へ情報の共有をしてくださいました。

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すると、老人ホームのある地域の区役所の担当の方が、すぐに世帯主ではなく母個人で給付金を受け取るための申請書を送ってくださり、その申請書と一緒に母が父から逃げるためにやむなく老人ホームに入居するまでの色々な記録を提出すると...

なんと、すぐに母個人での給付金の受け取りが認められたのです!

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母の給付金を父に盗られずに済んだことはもちろんとても嬉しかったです。

でもそれ以上に嬉しかったのは、世間からは見え難い父の母への精神的・経済的DVが公的に認められたということでした。

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父には母の介護や通院の邪魔をされ、色々な場所に相談するも父の暴挙を止められず悔しい思いをして来ました。

でも、そうして沢山の場所に相談して来たことが、母の給付金の個人での受け取りに繋がったのです。

救われた気持ちになりました。

おそらく父はなぜ母の分の給付金が一緒に振り込まれないのか分からなかったと思います。

もしかしたら区役所に問い合わせて事情を察したかもしれません。

ちょうど給付金が振り込まれた後くらいのタイミングで突然姉の家を物凄い形相で訪ねて来たり(直接は会っていません。インターホンのカメラに映っていました)...

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附票で母の住所を確認しようとしたのか、戸籍謄本を取り寄せたりしていたようですが、その後その事に言及される機会もないまま現在にいたります。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

ワフウフ

アラフィフの主婦。昭和を引きずる夫、大学生の長男、高校生の長女の四人家族。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに忘備録としてAmebaでブログを始める。電車で1時間半強かかる場所に住む実母の生活のフォローに姉とふたりで四苦八苦する毎日を、イラストと笑いと毒をほんのり混ぜながらブログに綴る。

ワフウフさんのブログ:「アルツフルデイズ」

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