みなさんこんにちは！ ワフウフです。
認知症になった母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんとふたりでしています。
【前回】コロナ禍で面会制限の老人ホーム。数カ月ぶりに会った母は歩くことも難しくなっていて...
認知症が発覚した2017年当時、母は父・たんたんと自宅で暮らしていましたが、度重なる父の経済的精神的DVから逃れるため、2019年4月に介護付有料老人ホームに入居しました。
コロナウィルスによるパンデミックが発生してから、老人ホームでは面会が禁止となり、また、それまで毎日のように行われていたレクリエーションや理容訪問なども無くなってしまいました。
毎日ニュースを見ていると言っているのに、コロナウィルスのことも理解できず、まったく刺激のない生活の中どんどん調子を落とす母を心配していました。
しかし頭の調子が良い事もたまにはあり、そんな時には「今レクリエーションが全部中止になっているんだって？」と言うと、
...と、ちゃんと答えてくれ、
と、ツッコミまで入れる事もありました。
母のいる老人ホームには多目的ホールのような場所がないので、レクリエーションも食堂で行っています。
「密」を避けるためにレクリエーションは中止しても、結局その場所で朝昼晩と大人数で集まって食事をとっているのです。
母の言うとおり、確かに全然密回避になってないのですよね。
まあ、外部からレクリエーションの講師の先生をお呼びできないということが中止の本当の理由なのでしょうが、母があまりにもごもっともな事を言うので笑ってしまいました。
こうして、母の頭がハッキリしている時があるとなんとかこのまま踏みとどまってくれないかとつい期待してしまうのですが、もちろんそんなことはなく...、母の認知症は容赦なく進行していくのでした。
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