52歳。気づけば遠いと思っていた「定年」がすぐそこに

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:いじゅぢぃ
性別:男
年齢:52
プロフィール:母、妻、二人の子供と二人の孫がいる52歳会社員。孫に没頭する毎日を送りつつ趣味も欠かさず楽しんでいる中年です。

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「定年後」というものなど無縁と思っていたのですが、50歳を過ぎると定年までもうあっという間だと感じるようになりました。どこかの大手企業の経営者であれば、定年後はのんびり余生を楽しむ、という選択が多いのでしょうが、私は普通のサラリーマン。現在の職場も60歳定年制度ですが、経済的な理由もあり、そのあとも働かなければなりません。

私は多趣味でありまして、PC関連、バイク、車、モデルガン、テレビ、携帯ゲーム、DIYなどあげればきりがありません。この趣味の話は仕事でいかせていて、クライアントの上層部の方たちと趣味の話で盛り上がったり、それがきっかけで交遊も築けています。ただし、良い面ばかりでは決してなく、当然莫大なお金もかかりますし時間も費やすのです。

加えて、孫が誕生し可愛くて仕方がない。上は2歳の男の子で私にかなりなついています。というのも私の部屋はおもちゃまがいの物が多数陳列されており、楽しくて仕方がないようなのです。可愛くてすぐミニカーを買ってやってしまい、娘からは叱られる日々です。

これらの趣味を続けていったり、孫と過ごすためには定年後もお金がたくさん必要です。

定年後というと、私の周りはたいていは自社で「再雇用」という選択をする社員が多いです。2年更新で都度更新、大体65歳くらいで完全退職しているようですが、自分の場合少なくとも体が動けるまでは仕事人間でいきたいと思っています。

定時制高校に入学した私は16歳で今の職場に入社。始めはアルバイトで、高校卒業後は正社員になり、カウントすると勤続37年目になります。専門職であるがゆえ、知識的にはだれにも負けないくらいのものを持っていると自負してはいます。

でも一度きりの人生、今の職だけで終わるのも悔しい気がするのです。他の仕事に挑戦したい、運転手、庭の剪定、道路整備、ガードマン、どれも大変な仕事とは思いますがやってみたい。挑戦したい。その気持ちが大きくあるのです。

私は60歳以降の30年間は、お金のため、孫のため、家族のため、自分のために仕事をしていこう、新しいことに挑戦しようと作戦を立てています。
希望に満ちた中年です。自分自身の無限の可能性を追い続けたいと思います。

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