「教えている時間がない!」50代の小学校教師が生徒に...戸惑いと不安しかない教室

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:gaspal
性別:女性
年齢:42
プロフィール:私(42歳)、夫(53歳)、小学5年生息子の3人暮らし。共働き家庭。時短で美味しい料理作りに、はまり中。

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私には小学校5年生の息子がいます。

小学校によるのかもしれませんが、息子の学校では理科を教える際、担任の先生と補助の先生、2人が行っています。

息子は2組に在籍しているのですが、この補助のB先生(50代女性)に少し困っています。

コロナにより学級閉鎖が多くなり、授業時間が減ってしまったことが原因なのか、息子の学校では全学年で学力の低下が進みました。

円滑な授業の進行がままならなくなったため、「補助をつけることになった」と学校からは説明され、この補助制度が始まりました。

確かに11月に予定されていた学芸会も、「授業時間が減る」という理由で中止になったくらいです。

息子は毎日、小学生とは思えない量の宿題をこなし、土日も課題に追われています。

もちろん、宿題を用意して採点する先生方も必死なのでしょう。

それは理解できます。

ただ、B先生は余りにも余裕がないためか、子どもを焦らせるような発言をするのです。

私が問題だと思っているのは理科の時間です。

B先生が担当しているのですが、子どもたちに「授業でやってる時間がないの!」とよく言うそうです。

B先生としては叱咤激励しているつもりのようなのですが、子どもたちは「分かってる...」「毎回同じこと言わないで」と、かえってやる気が下がってしまうようです。

息子も「B先生は『2学期の範囲が終わらないよ! 今日も残りの問題は全部、家でやって! 分からない子はタブレット(各児童に1人1台貸与されています)で聞いて質問を送ってね』と言うんだよ...」と戸惑っています。

息子が「B先生にタブレットで課題を提出しないと、B先生の機嫌が悪くなる!」と家で慌ててやっている様子をみて、先生の顔色を窺ってする宿題って...と、親としてどう声をかけたらいいのか悩みます。

担任のA先生(30代男性)は、他の科目では「いっしょに頑張ろうな! 終わらせてクリスマス会をやるぞ!」と、明るく子どもたちを盛り上げてくれるタイプです。

ただ、理科については、A先生は授業についていけない子を個別にフォローしていて、B先生がメインで教えています。

本来なら、理科も担任の先生が教えていてくれたはずなのに...。

息子が理科に苦手意識をもたないといいなと心配しています。

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