ずっとばあさんの介護について知らんぷりをしていたダンナ、本音でぶつかり思いを伝えたことで、変化が生まれました。
今回は、この一連の出来事で考えたことを書いてみます。
前回のエピソード:バカだけど全部「愛」ゆえ!お互いの思いが通じた時/なとみみわ
さて次の日、約束どおりダンナがばあさんを病院連れていきます。
なんかちょっと心配だったので、私も車寄せまで一緒についていくことに。
この歳になって、親子で手を握る。
簡単そうだけど、これがなかなか難しい。
子どもは親の老いを認めたがらないってよく聞きますが、きっとこれって当の親もなんだと思います。
自分が老いて人の世話にならなくてはいけなくなった時、子どもが差し出してくれた手を掴む時、一番最初きっと親も切ないんじゃないかな〜と思います。
歳を取って老いていくことは、悲しくて切ないことなんですけど・・・
私は介護をする時もされるときも
「幸せだなあ」と少しでも多く感じることが出来る介護生活を送っていきたいです。
そのためには、もう少し「老い」を学ぶことが大切だな〜と思いました。
「ああこれは順番なんだな・・・」と、「老い」をもっと自然に受け入れられれば、
介護をする時もされるときも、体も心ももっともっと楽になるんじゃないかな〜と感じました。
あと介護は1人で背負っちゃいけないな〜とも思いました。
できれば家族、ご近所、ケアマネ、病院、介護士、施設、とにかくいろんな人の手を借りて
自分の負担を少しでも減らすことが大切ですよね。
介護をメインにする人のことを「キーパーソン」と呼びますが、このキーパーソンがいっぱいいっぱいで疲れ果てていると、優しくできないんですよね〜〜。本当。
「なんで自分ばっかり??なんでなんで」っていう思いにがんじがらめになっちゃう。
そして優しくできな自分を責める。もう負のループです。
介護は大変。いつまで続くかわかりませんが、だからこそ体と心の負担を少しでも減らして、自分をいたわってあげることも、とっても大切なんだなあ・・・と思いました。
ほんと、今回多くを学びました。この学びをいつか活かせると良いのですが(笑)
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