こんにちは、あぽりです!
夫と、大学生の息子と、高校生の娘の4人家族です。
そして、一年半前に倒れ、
現在一人暮らししている、要介護1の母がおります。
前回、母が認知症と言われたところまで書きました。
前回の記事:若い頃から天然で忘れっぽい母...と思いきやまさかの認知症!?/あぽり
てっきり、天然の性格だと思っていた私は、認知症と言われても、にわかには信じがたい...。
でも、現実は想像よりも残酷だった。
よく観察していると、確かに、おかしなところがある事に気が付いた。
呼びかけても、あまり反応せず、ゆっくりと「なんだい?」と聞いてくる。
「ぼーっとしてなかった?」と聞いても、
「どうだったかね」と、何も自覚がないようだった。
昨日来たばかりだよ...。
一昨日も来たよ...。
その前も...。
母は、私が、いつから来てないと
思い込んでいる...?
兄は、遠くからはるばる、入院してすぐの時と、その後も心配して来ているのだ。
その時も、「遠くからわざわざすまないねぇ」と母が兄と兄嫁に言っているのに。
その会話も覚えていない。
親戚やご近所の人など、10名くらいの方が今までお見舞いに来て下さっている。
その人達の事は...?
「だーれも来てないよ...」
そのセリフを聞いて、母は、今まで来てくれた人の事を全部忘れているのだと分かった。
どういうわけか、母の認知症は、入院中に一気に加速してどんどんと進行しているように感じられた。
もしもこのまま進行していくと...と悪い事ばかりが頭をよぎった。
人の顔は覚えていられるけれど、人が来た事は忘れてしまう。
ここが病院である事は分かるけれど、病院名は分からない。
今の季節が何なのか分かるけれど、日付や曜日は分からない。
医者からは「軽度」ですと言われていたけれど、
どんどん進行したらどうすればいいのだろう。
認知症を進行させないために有効なのは
・運動する事
・会話する事
・笑う事
と言われた。
病院で行うリハビリが、その中の「運動」になるのだろう。
会話と、笑う、に関しては、
1人では出来ない事だから、私がなんとかしなくてはいけないのだろう。
その時は、漠然とそう思っていた。
つづく。
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