施設に入った若年性認知症のお母さんの面会に行くたびに、落ち込んでしまっていたタオさん。空元気で過ごす日々に限界を感じ、無理をして会いにいくことをやめようと決意しました。
前回記事:なんでうちの母が若年性認知症に...やり場のない気持ちが周りへの嫉妬に
面会で母の病気の症状が進行していく様子を見ると、
少し前までの元気だった姿と今の姿が頭の中で交差して、
最後にお金も知識も無くて落ち込む現実。
私はどんなに責められようとも目を背けたかったし、もっと言えば逃げたかったのです。
でも、「行かない」という事をはっきり口に出すのは怖くて・・・
ようやく思い切って「会わない」と叔母さんに告げたとき、何も言われない事に驚きつつも心底ほっとしました。
受け止める事から逃げる。
それをはっきりと自覚した時から、
せめて毎日楽しく過ごそう、
もう人を羨むような事を
考えている時間をもっと有意義なものに使おうと決めました。
次回に続きます
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