こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴った ブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】あぁ...楽しみにしてたあじさいが...! 庭木の手入れが趣味だった義父が無茶した結果/山田あしゅら
【最初から読む】義両親の様子がおかしい...介護生活がはじまった日/山田あしゅら
デイサービスから帰って来た義父が、
家に着くなり、何やら話をしはじめました。
あれほど嫌がっていたデイサービスでしたが、今では楽しくてしょうがない様子。
その日デイサービスであったことを色々話してくれるようになり、この日は特に印象深いことがあったようです。
しかし病気のせいで言語が不明瞭な義父の話は辛抱強く傾聴しないと何が言いたいのかなかなかうまく伝わりません。
じっくり聞くとどうやら本日の話のネタは『ホームコール』。
本人の意向の通り、いまだに夜は2階で寝起きしている義父。
しかし、義母のベッドを1階の居間に下ろしてから夜間、2階の居室は義父1人になってしまいます。
廊下を隔てて長男の部屋があるのですが
多分アテにはなりますまい(笑)。
私たちも義父の身に何かあったとしても、朝まで気がつかないのはどうだろうと少々気になってはおりました。
きっとデイサービスでもそんな話題が持ち上がり『ホームコール』を提案してくださったのだと思います。
しかし問題は あの義父の事...
何でもないのに鳴らされるのも困ります。
そこで、しっかりくぎを刺した上で、
ホームコールを導入することにしました。
この『ホームコール』、ネットで調べると様々な製品が見つかりますが、ケアマネジャーを通し、福祉用具専門員に頼めば『デモ利用』が可能と教えてもらいました。
電波が届くかどうか、使い勝手はどうかなど事前に試すことが出来るのです。
購入しても電波が届かないでは話になりませんものね。
わが家は2階の義父の居室と風呂の脱衣室にそれぞれ送信機(子機)を置くことにしました。
受信機(親機)の設置は1階の居間です。
いずれも電波はバッチリ届くことが分かり、早速正式採用です。
さて、これが実際に役立ったかどうかというと...。
使い始めて数日後、早くも脱衣所から呼び出し音が鳴りました。
急いで夫が駆けつけると、
おそらく興味本位で弄っているうちに発信ボタンを押してしまった...
まぁ、そんなところでしょう。
『ホームコール』導入の是非やいかに?
今後の展開にこうご期待であります。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。