46歳、友達も趣味もない!子育てが一段落して気づいた「空っぽの自分」

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ペンネーム:さるまっち
性別:女
年齢:46
プロフィール:人生七転び八起き、常に起き上がれる気力はあるのですが、なかなか思うようにはいかないものですね。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

ようやく自分の時間を持てるようになるようになってきた私。

子どもたちも自力で自分のことが出来るようになって、日々母親がみてあげなくてはいけない世話は、食事を作ることくらい。他はほとんど各自でこなしてくれています。

子どもたちが慌ただしく学校へ登校してしまうと、途端に家の中は静まり返ります。10時までは自分のくつろぎタイムとして、自由気ままなひと時を過ごしています。

ある日、おもむろにテレビをつけて、チャンネルを回していると、バスツアーを紹介する番組に目がとまりました。

そこには、友人と一緒にバスツアーによく参加するという3人組の女性が出ていました。

平日は会社に勤めている方で、時間が合えば一日前にツアーの申し込みをして出かけるのだそうです。

テレビ越しに見ている私も、彼女たちと一緒に参加しているかのように、そのツアーをワクワクしてみていました。

でも、ふと我に返ると、「私お友達なんていないなぁ......、お友達なんていつごろまでいたっけな?」と不安になりました。

結婚をして子供が生まれるたびに一人、二人と友達との縁が遠くなり、今になってはゼロ。

家のために全てを捧げて、せっせと家事をし、生活を一番に考えていたので、趣味は料理を作ることで特技といったものも何もありません。

自分の時間が持てても、これから何を楽しめるのだろう?と思いました。

友達をこれから作るのも面倒だし、きっかけになるようなことも浮かんできません。

夫も他界していて、子供たちもあっという間に巣立っていくのだと思うと、何かを始めたい!とは思うものの、家の事を最優先に考えてきた私には、かなり難しい課題のように思えました。

先ほどのツアーの話に戻りますが、中には一人で参加されている人もいるそう。

そして、そういったツアーの中でお友達を作って、また別のツアーへ一緒に出かけることもあるのだそうです。

とはいえ、初対面の人と狭い空間で会話が持つのだろうかとか、腹を割って話すことが出来るのだろうか?とかいろいろと勘ぐってしまう心が「友達作り」を邪魔をするんですね。

近年「おひとりさま」なんて言葉を耳にしますが、私には一人を楽しむのは無理そうな予感がしています。

私の余生はさみしいものになるのかな?と思うと、趣味なり娯楽なり何か没頭できるようなことがしたいと強く思うのです。

友達と楽しく過ごす......当たり前に思っていたことが、自分にはできないのか、始められないのかと思うと、ただただむなしく今日が終わっていきます。

セカンドライフを楽しめるようにしたいと思うこの頃です。

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