<この体験記を書いた人>
ペンネーム:やまと
性別:女
年齢:41
プロフィール:10歳年上の夫と二人暮らしの主婦です。
2022年の年始、コロナ禍もあって特にどこにも行く予定がなかった私は、昼間から買い物をしに近所のスーパーに行きました。
年始のせいか、いつもより人は少なく、ゆっくりと買い物ができそうです。
お惣菜コーナーを見ると、クリスマス用オードブルやおせちが半額になっていました。
普段なかなか食べられないようなフレンチ惣菜の真空パックや、家では作れないようなおせち、ホテルのビュッフェでしか見かけないようなパーティー料理まで、さまざまなお惣菜が半額です。
ちょうど、1月2日、3日くらいの時期は、年末年始向けのお惣菜の賞味期限が来て半額になるタイミング。
賞味期限は当日のものがほとんどでしたが、その日のうちに食べ切るので問題ありません。
いったん店を出て家にいる夫に電話し、「今からごちそうをたくさん買って帰るから、家にあるお菓子とかは食べないでお腹を空かせておいてね!」と言い、たくさん買って家に帰りました。
そして、午後からパーティーです。
思いがけないごちそうに、夫もびっくりしていました。
「シュリンプカクテルなんて映画でしか見たことないけど、真ん中のソースがすごくおいしいね!」
「本当、おいしいね。二度づけしたくなっちゃうね」
「二度づけ禁止だよ」
「串カツじゃないんだから!」
特にやることもなく寝正月だった予定が一転、そんな他愛もない会話をしながら贅沢な午後を楽しみました。
お正月からこんなにお得な思いができるなんて、良い一年になりそうです。
思えばコロナ禍前までのお正月は、年始のバーゲンに朝早くから並び、食品などの福袋を買うのが長年の恒例でした。
早起きして電車に乗り、寒い中開店前のデパートに朝から並んでいました。
スマホがない時代はラジオで駅伝中継を聴きながら、本や雑誌を読んで開店を待ったのは懐かしい思い出。
開店と同時に小走りでお目当ての売り場に向かいますが、ライバルも多いです。
すぐに売り切れてしまって手に入らない福袋もありました。
やっとの思いで福袋をゲットした後はもうぐったり。
それに比べて近所のスーパーの半額祭りは、早起きも不要、手軽に歩いて行けて競争相手も少なくて並ぶ必要もない。
物によっては福袋よりもお得で節約効果もバツグンです。
もちろん、何が半額になっているのかは分からないし、半額にならない場合もあるので、毎年必ずお得に買えるとは限りません。
それも含めて運試しのようで楽しいものです。
身近なところで偶然見つけた、年始の新しい楽しみ方。
半額狙いのスーパー詣では、毎年の新しい恒例行事になりそうです。
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