解約手続きをわざとやらなかったな...? 音信不通の"保険のおばちゃん"、逃げ切れる思うか!?/かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。

現在は夫婦二人と3ニャンとで暮らしています。

今から20年以上前、私の嫁時代の体験を思い出しながら書いています。

前回の記事:「毎月13万円の保険料、夫の現収入で妥当だと思います?」"保険のおばちゃん"と直接対決! /かづ

解約手続きをわざとやらなかったな...? 音信不通の"保険のおばちゃん"、逃げ切れる思うか!?/かづ pixta_42795978_S.jpg

保険のおばちゃんと直接話して夫が保険を解約、掛け替えしたはずなのに、再び給料から13万円もの金額が引き落とされた。

私は引き落とされた13万円の内、あらかじめ夫に伝えていた最低必要分の保険金額を引いた分を夫に借金として小遣いから引くと伝えた。

そう言う方が夫自身の尻に火が付く。

今まで散々何かと他人のせいにして逃げて来た夫なので、第三者としてではなく当事者として責任をかぶせる。

夫は保険のおばちゃんが悪いのになぜ自分が被害を被るのかと言ったが、はっきり言って、今まで夫が好きなように保険に加入し続けた分の被害の方が大きい。

「じゃあ、今まで私に内緒で勝手に加入してきた分の損害はどうやって償って貰える訳? 解約したからって、今まで掛けた分は全額戻って来ないでしょ? あんたがしでかした事は、十分家計にとっては損害なんやけど。あんたが無傷でいられるわけ無いやん」

夫はその日から鬼のように保険のおばちゃんに電話をするも、依然と電話が繋がらず、留守電に入れても掛かって来ない。

夫は保険会社に電話を掛け、至急電話を掛けて貰うように伝えるも掛かって来ない。

夫は自分の頑張りの状況を説明するが、何をチンタラしているのか。


翌日、夫立ち会いのもとで保険会社に直接電話をし、保険のおばちゃんの直属の上司に電話を取り次いで貰った。

上司は、保険の解約手続きをしても日によっては掛け金の引き落とし停止に間に合わず、1カ月分引き落とされてしまうとの説明をした。

まぁ、そんな事は知った上だ。

なにも調べず考えずに直情的に事を起こしている訳ではないので、淡々とこちらの今までの状況を説明する。

「○日までにお手続きをすれば、解約出来て掛け金の引き落としも無かったとの事ですね」

「はいそうです。ですから、お引き落としがあったと言う事は、お手続きが間に合わなかったのだと...。ギリギリでのお手続きの場合は間に合わない場合が多いので...」

「Aさん(保険のおばちゃん)が我が家に来たのはその〆切りの10日以上前です。と、言う事は、Aさんが故意に手続きを遅延させているって事ですかね? 自分の成績が落ちるのが困るから。手続きしてから2カ月目に入ってるんですけど、掛け替えた証券も来てませんし、電話も繋がらず、留守電に入れても掛かって来ずで、逃げてるんですよね~。こちらには控えがあるますから、手続きをした日にちの確認出来ますよ?」

「えっ! そんなに前ですか!? そりゃおかしいなぁ...」

「自分の成績が落ちない様に故意に手続きを遅らせているのであれば、大問題になりますよね?」

電話の先の上司に緊張が走るのが分かる。

あらかた今までの夫と保険の取引状況を説明し、

「Aさんは相手が私ではなく夫であれば、口車に乗せて何とかなると思ってらっしゃるんでしょうかね? 今回さっさと手続きをして頂けていれば良かったんですけど、こんな状況ですから上司の方にお電話させて頂きました」

「す、すぐにAに確認してご連絡させます!」

上司との電話を切った後、なんと1時間もせずにAから電話が掛かって来た。

「このたびはご連絡が遅くなってしまって申し訳...」

「ほったらかしてたんですよね? 故意に!」

「いえ、そんな訳では...」

「一度に解約されると困るから、ほったらかして手続きを遅らせてたんですよね? 故意に!」

「いえ、そんな...」

「○日に手続きが済んでるんですから、もうとっくに解約になってるし、掛け替えた分も証券が出来ていなきゃいけませんよね?」

保険のおばちゃんはあくまでも手続きが遅れたと言うが、先ほど上司に確認しているので日にち的に遅れているはずが無い事を言う。

「それはあなたの処理が遅れたと言うだけで、こちらには落ち度はありませんよね? にもかかわらず、1カ月解約が遅れて、いまだに証券は来ないわ掛け金は再度落とされるわで、問い合わせにも電話は出ないわ。逃げてますよね? 夫なら口八丁で何とかなると思ってましたか?」

「もうお手続きの方は済みまして、証券も届くと思います」

「今月引き落とされた分の返金はいつになりますか? あなたの手続きの遅延なんですから」

「あ...、それは本当に申し訳ありませんでした。今後この様な...」

「謝罪は謝罪で必要ですが、あなたの手続き遅延で被った損害に対する返金を求めてるんですが?」

保険のおばちゃんただただ謝るばかりで、謝り倒せば何とかなると思っているのか。
少なくとも通常通りに手続きをしていれば、幾ばくかの解約返戻金もあれば保険料も10万円近く支払わなくても良かったのだ。
余裕ある生活をしている訳ではない身としては、謝られたから許すと言う金額じゃない。

「あなたとはお話になりませんので」

そう言って電話を切った。

通常、引き落とし日までに解約手続きが行われていれば、保険の掛け金が一旦引き落とされていても返金して貰える。

が、引き落とし日までに手続きが終わっていない場合、引き落とされた掛け金は返金されない。(ご加入の保険会社によって違います)

既に引き落とされてしまっている掛け金は返金対象にはならない事は十分わかっていたが、だからと言ってこのまま黙って話を終わりにする気はない。

私は再び保険会社の上司に電話をし、先ほどの電話の内容を説明した。


「で、彼女の手続きの遅延で被った損害額なのに、『申し訳ありません』で納得がいく金額だと思いますか? ただただ『申し訳ありません』を繰り返すだけで、返金に関してのお答えがありません。」

恐らく保険会社としては返金はしない。

けれども保険のおばちゃんがやった事は明らかに不正であり、それを謝ってお客に許して貰えればお咎め無しになるなんてとんでもない。
こう言う奴は他でもまたやるに違いない。

保険会社でどんな話になったのかは知らないが、数日後、保険のおばちゃんは夫の会社に出向いて直接手渡しで封筒に入ったお金を渡し、夫に謝罪した。

と、同時に、担当替えになったようで、保険のおばちゃんは夫の会社では見なくなり、何気なく新しい担当さんに聞くと退職したと言う。

まぁ、退職したと言う事は、恐らくこの一件だけでそこまでは行かないと思うので、叩けば埃が出る体だったんだろう。

もちろん私には謝罪は無いままだった。

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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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