「毎月13万円の保険料、夫の現収入で妥当だと思います?」"保険のおばちゃん"と直接対決! /かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。現在は夫婦二人と3ニャンとで暮らしています。私の嫁時代の体験を思い出しながら書いています。

前回の記事:保険で月々13万円! "保険のおばちゃん"のカモになり内緒で保険をグレードアップしていた夫/かづ

「毎月13万円の保険料、夫の現収入で妥当だと思います?」"保険のおばちゃん"と直接対決! /かづ pixta_67502771_S.jpg

毎月13万円もの保険を私に内緒で支払っていた夫。

どういうことなのか問いただすため保険のおばちゃんと直接会うことに。

翌日の昼過ぎ頃、夫は午後休を取り帰宅し同席の元、保険屋さんがやって来た。

当時私はまだ30代で、保険屋さんは50歳になったかならないかの、《保険のおばちゃん》のイメージそのものだった。

家に上がって貰い、キッチンのテーブルの上に並べていた保険証券と、夫の給与明細書を見せながら順を追って話した。

子どもが2人いて教育費その他がこれだけで、マンションのローンに管理費。

車のローンにその他諸々の出費を引くと、毎月の残りはこれだけ。

義父母の病状と保険未加入な事に加えて、年金しか収入が無い事などを説明した。

「以上の事を踏まえて、夫の現収入で13万円の保険料は妥当だと思いますか?」

保険屋さんは黙ったままだ。

「子どもが2人いて、これだけのローンがあって、毎年のベースアップ分全てを保険料に組み込んでしまう事は、生活をする上で妥当だと思いますか?」

沈黙が流れる。

「妥当だと思いますか!!」

恐らく保険屋さんは家の状況など知らず、勧めたら勧めたままに、ホイホイ保険を掛け変えてくれるから、夫は良いカモだったんだろう。

何も夫を言葉巧みに黙くらかして加入させていた訳ではなく

「新しい物が出ました。あと5千円でワンランク大きな保険になります」

などと勧めただけで、夫が進んで入っていたのに違いない。

夫にすれば、通常なら昇給分全てが家計に入っていただろうものを、それを右から左に保険の掛け金にしているのだから自分の腹は一向に痛まない。

そして、昨夜夫は

「保険も財産の内。貯金と一緒や」

と言い訳をしたが

「それって生活に困ったら引き出せるん? 子どもの体操服や月末の新聞代に来月の給食費が足りんかったら、引き出せる金なん? あんたにとっては『貯金』のつもりか知らんけど、私にとっては『使えん金』なら『無い金』と一緒や! それもあんたが死なな出ん金なんて、いつになる金やねん!? 近々死ぬの?」

保険も財産の内って、いつの時代の話しだか。

ひと昔もふた昔も前なら、それだけの保険に入っていると言う事がステータスの一つにもなっていただろうが、嫁と子に苦しい生活を強いていて何を言いやがる。

要するに、夫は私たち嫁や子に自分が亡くなった後に残してやりたくて高額な保険に加入していたのではなく、あくまでも自分の【見栄】の為に、【自己顕示欲】を満足させるために、次々と保険に金をつぎ込んでいたのだ。

思い返せば、元気な頃の姑が百貨店や化粧品屋ですすめられるまま毎月高額な商品を買い続けていたのも

「奥様! さすがお目が高い! 奥様の為にご用意しました!」

と言われたいがためだった。

保険屋さんは

「ですが奥様、この保険は交通事故の時に倍額保障で、こちらは入院費に日額○○円で...」

と説明しだすが、明らかに焦りが目に見えて分かった。

「で? その倍額保障は死ななきゃ出ないんですよね? 死ななきゃ払い続けるだけなんですよね? 生存給付金が出ても、それも全額新しい保険に加入していますし、家計としては何一つ得る物はありません。」

私は保険屋さんが説明するそばから即答の様に突っ込みを入れるが、それでも次々と保険内容の素晴らしさを説明しだす。

「保険がどれほど素晴らしいかが今は問題じゃないんです」

「えっ?」

「一般家庭で生活費を逼迫(ひっぱく)させてまで入る金額かどうかが問題なんですが、私の今までの説明で、何を言わんとするやがご理解できませんか?」

保険屋さんは再び黙ってしまう。

私は夫の給料明細を見せ

「これが銀行に振り込まれる支給額になります。この金額で生活している者が、13万円もの保険に加入するのは妥当かどうかだとさっきから質問しているんですが? 生活費のヤリクリなんか一切しない夫は、さぞかしあなたからチヤホヤされて、それはそれは気分良く加入していたと思うんですよ。本人も『保険は貯金と一緒だ!』と言いましたのでね。貯金は貯金で他でします! よって保険も必要な範囲で見直します! と、それだけの事です」

と、淡々と言った。

だんだんと顔色が悪くなって行く保険屋さんに

「これとこれとこれは解約します。これとこれは必要な契約のみに見直します。至急お手続きをお願いしますね」

保険屋さんにはこちらの必要条件と支払額の上限を言い、保険の半分以上の解約と残りは減額しての掛け直しを求めた。

保険屋さんはがっくりと肩を落として帰って行った。

恐らく彼女としては成績に響く案件なのだろう。

しかし、そんな事を心配できるほど裕福な生活をしている訳ではないので知ったこっちゃない。

数日後、夫から保険屋さんと手続きをしたと報告があった。

保険屋さんは会社で夫にあれやこれやと食い下がり、保険の継続を求め、それが無理なら減額も致し方ないが、1~2万円ほど減額した保険にしてくれるよう、半ば泣き付いた状態だったらしい。

けれども夫はそれを頑として聞かず、解約と掛け替えの手続きをしたらしい。

私はあらかじめ夫にはどれくらいの保障で、掛け金の上限はいくらまでと言う話しをしていたので、保険のおばちゃんの顔色よりも私の顔色を気にしなければならない状況が、また私の顔が夫の頭には浮かんだのだろう。

ところが...その月末になっても翌月になっても新たな保険証券は届かず、もちろん保険の解約返戻金の知らせも無い。

夫は私に本当に手続きをしたのかと疑われ、保険のおばちゃんに時間があるたびに電話を掛けるも留守番電話になっていて繋がらない。

ついには再び給料から13万円が引き落とされたのだった。

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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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